今年の秋にシーズン9がスタートするドラマ『ウォーキング・デッド』は、シーズン1から爆発的ヒットを記録し、今や海外ドラマ好きの間では知らない人はいないほどの人気ドラマへと成長。しかしその『ウォーキング・デッド』も、もしかしたら一味違うドラマになっていたかもしれない。
というのも、シーズン2までエグゼクティブ・プロデューサーだったフランク・ダラボンが、主役のリックを演じる1番最初の候補は、アンドリュー・リンカーンではなかったとUproxxに明かしたため。
リックを演じるはずだった俳優とは?
当時、製作側がリック役の第一候補に挙げていたのは、映画『パニッシャー』や『ミスト』で知られるアメリカ人俳優のトーマス・ジェーン。
当時アンドリューは、映画『ラブ・アクチュアリー』の役でしか知られておらず、トーマスの方が旬な俳優だったうえ、トーマスはフランクと『ミスト』でタッグを組んでいたこともあり、フランクは『ウォーキング・デッド』の話を持ちかけたという。
しかしトーマスはすでにドラマ『Hung/ハング』に出演することが決まっていたので、この話を断り、その結果リック役はアンドリューに。ちなみに、アンドレア役のローリー・ホールデン、デール役のジェフリー・デマン、キャロル役のメリッサ・マクブライドは、全員『ミスト』に出演していた。
アンドリューは、リックを演じたことで俳優として大ブレイク。しかしリックを長い間演じてきたアンドリューは、最近シーズン9で降板することを発表している。(フロントロウ編集部)