元恋人であるラッパーのマック・ミラーの急逝や2017年5月に自身の英マンチェスター公演の会場で発生した爆破テロ事件で受けた心の傷を癒すため、しばらく公の場からは身を引くことを発表したアリアナ・グランデが婚約者でコメディ俳優のピート・デヴィッドソンと“普通の日常”を過ごす姿が目撃された。
まるでアリアナの心情を表すかのようなどんよりとした曇り空だったこの日、ピートとともにマンハッタン・チェルシーにある自宅を後にしたアリアナは、迎えの車などに乗り込むこともなく、そのまま通りを歩き始めた。
ラッパーのカニエ・ウェストが手がけるアパレル・ブランド、Yeezy(イージー)のオーバーサイズのフーディーに、Stewart
Weitzman(スチュアート・ワイツマン)のサイハイブーツを合わせた定番のルックで登場したアリアナ。
この日の彼女にはいつものような笑顔はなく、時折つらそうに顔をしかめたり、涙をこぼしたりしながら、そばに寄り添うピートとともに静かに歩き続けた。
そのまま30ブロックもの距離を40分ほどかけて歩いたアリアナとピートは、アッパー・ウエスト・サイドとミッドタウンの間にある円形公園、コロンバス・サークル近くにあるカフェへ。
店内ではアリアナがピートにキスをおねだりする様子も見かけられた。
グリーンジュースを購入して出て来たアリアナはまた街の中へと消えていった。
この日アリアナが履いていたブーツのヒールはなんと約10センチ。マックの訃報以降、しばらく自宅に籠りきりだったため、外の空気を吸って少しでも気分をリフレッシュするための散歩だったようだが、10センチヒールで片道40分もの距離を物ともせずに歩く様子は、さすが普段からステージでヒールを履いて歌って踊っているアリアナらしいと感心してしまう。
この翌日には雨の中、友人たちとずぶ濡れになりながらコーヒーブレイクを楽しむ様子が見かけられたアリアナ。その際には少し笑顔が戻っており、徐々に心を解きほぐしているようだった。(フロントロウ編集部)