米アート・ポルノマガジン「Richardson(リチャードソン)」の創刊20周年記念号にリアリティスターのキム・カーダシアンが登場。
芸術的なヌード写真や過激な表紙で世間の話題をさらってきた同誌の最新号のカバーガールとなったキムは、日本発のあるアニメ映画にインスピレーションを得た幻想的なセクシーショットの数々に挑戦した。
フォトグラファーのスティーブン・クレインが手がけた撮影の題材となった作品とは、2010年に46歳の若さで亡くなった今敏(こん・さとし)監督が1998年に発表したサイコスリラー・アニメ『パーフェクト・ブルー』。
竹内義和著の小説『パーフェクト・ブルー 完全変態』を原作に長編アニメ化し、アイドルから女優へと転身を図る主人公の霧越未麻(きりごえ みま)の身に起こる壮絶な出来事の数々を今監督が独自の感性で描いた同作は、公開から20年が経った今も、日本国内のみならず、海外でも人気の高い作品となっている。
その過激な内容から、日本でのレイティングはR-15指定、海外ではほとんどの国で18禁となった『パーフェクト・ブルー』をテーマとしたフォトシュートで、キムは、ストーカーや世間からの風評に翻弄される主人公・未麻になりきり、アニメに登場した全裸でバスルームにうずくまる姿などを再現している。
日頃からインスタグラムなどで露出の多いセクシーな写真を公開して注目を浴びているキムが、いつもとはまた、ひと味違う表情を見せた今回のフォトシュート。
Richardson 誌面に掲載されたインタビューでは、リアリティスターとして成功するまでのサクセスストーリーや「セックスの女神」と称される世間からのイメージと3児の母親としての素顔のギャップへの戸惑いについても語っている。(フロントロウ編集部)