すっかり引退モードだったフレディ役の俳優
これまで『エルム街の悪夢』は、フレディを演じるロバート・イングランド主演でシリーズ8本が製作されている。だが彼が最後に出演したのは、『13日の金曜日』のジェイソンとフレディの対決が話題となった2003年公開の『フレディVSジェイソン』で、すでに15年も前の話。

2010年には、ジャッキー・アール・ヘイリーがフレディ役を引き継いだ『エルム街の悪夢』が公開されたが、シリーズのファンとしてはレジェンドの復活を願いたいところ。

71歳になってすっかり引退モードになっていた様子のロバートは、「二度とフレディは演じない」と頑なにカムバックを拒否していたというのだが、最近になって心境の変化が起こっているという。
ドラマのゲスト出演でフレディ魂に火がついた?
ロバートは、米コメディドラマ『それいけ!ゴールドバーグ家』でクリエイターを務めるアダム・F・ゴールドバーグに説得され、シーズン6のハロウィン・エピソードにフレディ役で特別出演。

イベントでフレディポーズを決めるロバート・イングランド
そのエピソードの放送後、ゴールドバーグは自身のツイッターで、「ロバートは二度とフレディを演じないとコメントしていたけど、撮影を楽しんだからか再びフレディを演じる気があると言ってたよ」とツイート。ドラマのゲスト出演ではなく、最後にもう一度、映画でフレディを演じる可能性が出てきた。
Dear @newlinecinema, if the new Halloween movie showed us anything this weekend... it's that the world NEEDS horror movie villains. Robert said he'd never be Freddy again, but had so much fun when we shot he's now open to it. I did my job, now you do yours! #TheGoldbergs https://t.co/MnN1Uthk60
— Adam F. Goldberg (@adamfgoldberg) 2018年10月25日
ホラーのシリーズ映画で言えば、今年の10月末にはジェイミー・リー・カーティスが16年ぶりに復帰した、『ハロウィン』シリーズの最新作が全米で大ヒットを記録。それだけにロバートがカムバックしたいと言うのなら、『エルム街の悪夢』最新作の製作に“YES”と返事をする映画スタジオを探すのはそう難しくないに違いない。(フロントロウ編集部)