『アベンジャーズ』での後悔
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で最凶の敵サノスとの戦いに大きく貢献したドクター・ストレンジ。
同作に続く『アベンジャーズ4(仮)』でも、大きな活躍が期待されるドクター・ストレンジを演じたベネディクト・カンバーバッチが、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』について大きな後悔を米Uproxxのインタビューで答えた。
「最大の後悔はファンのリアクションを見に行かなかったことだね。見に行けばよかったよ。本当に」と答えたベネディクトは、衝撃の結末を迎える作品を見たファンの反応を劇場にこっそり見に行けなかったことに後悔していると告白。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の公開時は、MCU作品の10周年に当たる記念の年だったため、PR活動で大忙しだったベネディクト。
さらに、PR活動の後にはドラマの撮影など仕事が立て続けに入っていたベネディクトは、つかの間の休暇を家族と過ごしただけで終わってしまったため、映画を見に行きファンのリアクションを肌で感じることはできなかったそう。
「ほかのキャストが映画を見に行ったよね。トム・ホランドとか。マーク・ラファロも子供を連れて行っていたよ。映画館でフェイスタイムしてきて、彼の子供の友達が『ノー!何が起こっているの⁉⁉』って駆け寄ってきたんだ。大興奮していて見ていて面白かった。シリーズ作がこんなにも大きな影響を与えて本能的なリアクションを受けたのが、ただただすごい」と、同作でスパイダーマン役を演じたトムやハルク役のマークが、自ら映画館に足を運んだことを明かし、そこで見せたファンの反応に感心したという。
さらベネディクトは、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で自身が演じるドクター・ストレンジに訪れる結末についても告白。
※ここから『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のネタバレが含まれます。
「僕の妻はショックを受けていたよ。今もね。受け入れられないらしい。ドクター・ストレンジが逝ってしまうなんて。だから僕は『ベイビー、彼はもういないよ。もうドクター・ストレンジは終わりだ。彼は逝った。おわりさ…』と言ったんだ。すごいよね。映画を見た人をこんなに巻き込むなんて。未だにそうでしょ?」と、サノスの制裁によって最期を迎えたドクター・ストレンジを惜しむ意見が今も絶えないことについて語り、マーベル作品の多大な影響力を再確認する発言をした。
ちなみに、『アベンジャーズ4』では、ドクター・ストレンジが再び登場することが決まっており、ドクター・ストレンジの恩師として映画『ドクター・ストレンジ』に登場したエンシェント・ワンも復活するという。(フロントロウ編集部)