本来はサノスの指パッチンで消えなかった
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の大ヒット映画といえば、『アベンジャーズ』シリーズを締めくくる最終章となった『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ/エンドゲーム』。
合計すると6時間近い上映時間で描かれた壮大なストーリーでは、長年愛されてきたヒーローが命を犠牲にし、観客にショックを与えた。
![画像1: MARVEL STUDIOS / Album/Newscom](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783100/rc/2019/11/01/b244f1ca6372d50094fa4ba48e5da0411dacf637_xlarge.jpg)
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そんななか、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ/エンドゲーム』の脚本を手掛けたひとり、クリストファー・マルクスが米CinemaBlendのインタビューで、完成する前の脚本では、あるキャラクターが『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のサノスの指パッチンから生き延びていたことを打ち明けた。
「僕たちは、スカーレット・ウィッチが引き出しにある彼(ヴィジョン)の体を見るというシーンを考えていた。それだけで感傷的なシーンだった。これは、脚本から彼女を取り除く前の構成だけど、彼女は『エンドゲーム』で生き延びるアイディアがあったんだ。問題は、最初の映画で彼女について多くのストーリーが描かれたから、続編で前作に相当するものがなかった。だから、(生き残るキャラクターのリストから)除外された」
![画像2: MARVEL STUDIOS / Album/Newscom](https://d1uzk9o9cg136f.cloudfront.net/f/16783100/rc/2019/11/01/cbf817b9fc58f4d1a410279dcfa5a34cffa39aba_xlarge.jpg)
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クリストファーは、映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で、エリザベス・オルセンが演じたスカーレット・ウィッチが、“指パッチン”ひとつで人類の人口を半減させるパワーを持ったサノスの攻撃から生き残る案があったことを暴露。
スカーレット・ウィッチが『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で経験した、計り知れない痛みや悲しみが『アベンジャーズ/エンドゲーム』で描かれるアイディアがあったことがわかった。(フロントロウ編集部)