マーベルMCU映画『マイティ・ソー』シリーズや『アベンジャーズ』シリーズでロキを演じた俳優のトム・ヒドルストン。
マーベルファンたちの間で絶大な人気を誇りながらも単独映画化は叶わなかったロキを主人公としたドラマが制作されるという嬉しいニュースが正式発表となった数日後、トムが自身のツイッターに何やら意味深な動画を投稿。
— Tom Hiddleston (@twhiddleston) 2018年11月14日
高架下と見られるトンネルの奥からトムがカメラに向かって近づいて来て神妙な表情を浮かべる…という台詞の無い不思議な映像に、マーベルファンたちは「ロキのドラマに関する何らかのヒントに違いない! 」、「待ってました!」と大興奮した。
今年に入ってからツイートするのは今回がじつに2度目という筆不精ならぬ“ツイート不精”なトム。
今年初の投稿はこのツイートから5日前のもので、そこには「ロキ、もっと伝えるべき物語がある。もっといたずらするべきだ。まだまだこれからだ」と単独ドラマへの期待を煽るものだっただけに、ファンたちの期待は頂点に。
— Tom Hiddleston (@twhiddleston) 2018年11月9日
しかし、フタを開けてみると、このトムの動画は、ロキ単独ドラマとの関連性は全く無く、トムが出演することが決定した舞台『Betrayal(ビトレイヤル)』に関する告知だということが判明。
ノーベル文学賞を受賞した英脚本家のハロルド・ピンターの名作小説『背信/Betrayal』を有名演出家のジェイミー・ロイドが手がけるという舞台にトムが出演することをお知らせするものだった。
意味深動画がロキ単独ドラマの告知かとぬか喜びしたマーベルファンにとっては、残念ながら肩透かしを食らう形となってしまったが、演劇界において大きな注目を集める舞台『Betrayal』 への主演に抜擢されたという快挙はトムのキャリアにおいては記念すべきビッグステップ。
トムが出演する舞台『Betrayal』は2019年3月5日より、ロンドンにあるハロルド・ピンター・シアターで開演。12週にわたって公演が行われる。
また、トムは、11月30日から3日間、幕張メッセで行われる日本最大のアメコミの祭典「東京コミコン2018」のために来日することが発表されている。(フロントロウ編集部)