『フリーキー・フライデー』とは
『フリーキー・フライデー』は、「1日でいいから自分の立場からものごとを見て欲しい」と願う娘と母親の中身が入れ替わってしまう物語。1972年のメアリー・ロジャース著のコメディ小説をもとにした作品で、これまでに、ジョディ・フォスターやリンジー・ローハンが娘役を演じて、何度も映画化されてきた名作。
そんな『フリーキー・フライデー』を、ディズニー・チャンネルがテレビ映画化。しかも今回は、歌とダンスがたっぷりのミュージカル。『フリーキー・フライデー』の約50年の歴史で、ミュージカル映画化されるのはこれが初めて。だからこそ、11月23日(金)20:00からのディズニー・チャンネルでの日本初放送には大きな期待が集まる。
母親とぶつかってばかりいる高校生のエリーを主人公に、思春期のリアルな気持ちを歌う本作。「たった1日でいい/ママの小言を聞かずにすんだら(ジャスト・ワン・デー)」や「親はウソをつく/悲しいけど事実(ペアレンツ・ライ)」といった、胸にぐさりとくる歌詞のオンパレード。
ブロードウェイ版『フリーキー・フライデー』の音楽を担当しているトニー賞受賞コンビが作り出した音楽に命を吹き込むのは、シンガーデビューもしている20歳の若手女優コージー・ズールスドーフと、ブロードウェイ版でも母親役を演じているベテランのハイディ・ブリッケンスタッフ。
『フリーキー・フライデー』の見どころの1つと言えば、若い女優が年配の母親役を演じ、年配の女優が思春期の高校生を演じるという面白さ。
コージーとハイディはお互いのしぐさを研究するための勉強会を重ねたそうで、コージーは、「振付師と3人で部屋にこもって、(母親役の)立ち方や座り方、手のしぐさや、怒りや喜びを感じた時の体の動かし方を研究したの」と、その舞台裏を明かした。
娘のエリー(中身は母親のキャサリン)は学生だから学校のシーンが多いが、日本のファンにとってはこれが、アメリカン・カルチャーをのぞき見るチャンスに。
「epic(=エピック、最高という意味のスラング)」といったスラングが飛び出すだけでなく、授業では教材の代わりに1人につき1つのiPadが支給されているなど、現代のアメリカの学園生活を見て楽しむことができる。
『フリーキー・フライデー』は笑いたっぷりのコメディ映画だけれど、母娘が入れ替わるというストーリーを通して、それぞれがとても大切な学びを得る。
英語では人の立場に立って考えることを「walk in someone's shoes(直訳:誰かの靴をはいて歩く)」と言うが、それを実際にやってみた母娘が、親であることの大切さや、反抗していた娘の本心を知り、「自分らしさ」の大切さに気づかせてくれる結末が待っている。
『フリーキー・フライデー』は11月23日(金・祝)20:00~ディズニー・チャンネルにて日本初放送される。
テレビ映画『フリーキー・フライデー』
ディズニー・チャンネルにて日本初放送
11月23日(金・祝)20:00~21:45、24日(土)13:00~14:45
『フリーキー・フライデー』番組サイト
Photos: ©Disney、スプラッシュ/アフロ
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