サノスの「指パッチン」はこう呼ぶ
公開まで半年を切ってもなおタイトルすら明かされない映画『アベンジャーズ4(仮)』が、ここまで注目を浴びるようになったのは、疑いもなく、前作『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』の絶体絶命なラストシーンのため。
最凶の敵サノスによって、アベンジャーズはこれまでにない窮地に立たされたところで終わった『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』は、多くのファンの感情をかき乱すことになった。
そんなサノスが行った悪名高き「指パッチン」には、じつは名称があったことが判明した。
米Screenrantによると、「サノスのスナップ」「あのスナップ」などと呼ばれていたサノスの制裁は、「The Decimation(ザ・デシメーション)」というのだそう。
デシメーションとは、古代ローマ軍の処罰として、反乱グループなどが10人ごとに1人を殺す処刑を語源に、「多数の殺害」を意味する言葉。
『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』をご覧になった方なら、なんとなくこの言葉が名称になった理由が理解できるはず。
しかも、この「デシメーション(Decimation)」という言葉はマーベルのコミックスで、アベンジャーズとX-MENがクロスオーバーした『ハウス・オブ・M』でも使われており、この時もひとりの存在が多くの命を奪う出来事が起きている。
そんな関連がある言葉が名称となったサノスの制裁。「ザ・デシメーション」によって救いようのない事態に陥ったアベンジャーズたち。
『アベンジャーズ4(仮)』では、どんな逆転劇が見られるのだろう。(フロントロウ編集部)