ティモシー・シャラメ演じる、薬物依存症に苦しむ少年ニックが、父親のデヴィッドと一緒に依存症を克服するまでの家族の愛と絆を描く、実話に基づいた映画『Beautiful Boy』。ついに、その邦題タイトルが決定した。
そのタイトルは…
なんと原題そのままの『ビューティフル・ボーイ』。
このタイトルには、スティーヴ・カレル演じる父デヴィッドから見た息子・ニックがそのまま表現されており、そのタイトルは邦題でも起用された。
しかしこの「ビューティフル・ボーイ」のタイトルを聞いて、別のものを想像した人もいるのでは…?じつは1980年に伝説のバンド、ビートルズのメンバーであるジョン・レノンも同じタイトルの楽曲を発表している。
この曲は、ジョン・レノンが当時5歳だった息子のために書き上げた曲。「人生は長い道のり。毎日、あらゆることが少しずつ良くなっていくんだよ」と語りかけるこの曲は、劇中で、デヴィッドがニックに子守唄として口ずさむ場面に使用されている。
楽曲のメッセージと、父と息子の愛情を描写する作品の世界観がまさにシンクロしており、観ている人の心を大きく揺さぶるに違いない。
映画界だけでなくファッション界でも活躍中で、まさにリアルライフでも「ビューティフル・ボーイ」なティモシーが主演を務める『ビューティフル・ボーイ』は2019年4月に全国公開。(フロントロウ編集部)