ラッパーのカーディ・Bが、人気ラップデュオのシティ・ガールズとコラボした新曲「トゥワーク(Twerk)」のミュージックビデオを批判されて猛反論!「女性を勇気づける内容じゃない」という意見に対するカーディの言い分とは?(フロントロウ編集部)

「尻振りダンス」に賛否の声

 今年2月に授賞式が開催されるグラミー賞で5部門にノミネートされているカーディ・Bが、人気ラップデュオのシティ・ガールズとコラボした新曲「トゥワーク(Twerk)」のミュージックビデオの内容が波紋を呼んでいる。

画像: City Girls - Twerk ft. Cardi B (Official Music Video) www.youtube.com

City Girls - Twerk ft. Cardi B (Official Music Video)

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 「最高!」「さすがカーディ」といった好意的な意見がたくさんある一方で、低くしゃがんだ姿勢でお尻を激しく揺らすダンスを意味する「トゥワーク」という曲のタイトルにちなんで、カーディやヤング・マイアミ(シティ・ガールズ)、そして複数の女性ダンサーたちがひたすら“トゥワーク”し続ける内容の動画に苦言を呈する声も。

 コラムニストとして活躍するステファニー・ハミルもそのうちの1人だったようで、ツイッターに「#MeToo運動が活発化している今、この動画のどこが女性たちを勇気づけているというの?左翼の人たちやカーディ・Bへ、反論があったらいつでもどうぞ」と、ずいぶんと挑発的なメッセージを投稿。

 ステファニーから名指しで挑発されたカーディは、“売れられたケンカは買う”と言わんばかりに彼女に対してこう反論した。

 「世の女性たちに、着たいものを着るのも着ないのも、自分の自由だということを伝えてるの。やりたいようにやればいい。でも『ノー』と言ったら『ノー』よ。ステファニー、あなたに聞くわ。もしトゥワークをして、半裸状態だったら、レイプをしてもセクハラをしてもいいわけ?あなたのような保守的な女性がどんな意見を持っているのか知りたいわ」

 このカーディの言い分に、ステファニーは「同感。『ノー』と言ったら、何があろうと絶対に『ノー』であることにはかわりはない」と同調したうえで、「この動画やそれ以外にも女性を性的な対象として描いているものがたくさんある。そういうのが女性たちを傷つける原因になっていると思う。私たち女性は性的な快感を得るためのものではない!」と訴えると、「私たち2人とも物の見方が全然違うみたいね。よかったら私の番組で討論しましょう!」と、ツイッターではなく面と向かって意見を交換することを希望した。

「もしかしたら、私は自分がトゥワークをできないから嫌悪感を感じているだけかも(笑)」という一文が含まれていたことから、ステファニーは純粋にカーディと意見交換をしたかっただけなのかもしれない。

 ちなみに、ステファニーからの誘いに対してカーディは沈黙を貫いている。(フロントロウ編集部)

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