ファッショニスタからの支持が絶えないヴィクター&ロルフ(Viktor &Rolf)。昨年のコレクションは、ブランド設立25周年という節目の年で、過去に話題となったルックを再現し、巨大なマクラを背負ったモデルがランウェイに登場したことも記憶に新しい。

昨年発表されたコレクションのルック。
そんなユニークなコレクションを繰り広げるヴィクター&ロルフが、2019年春のクチュールコレクションのテーマとして掲げたのは、「ファッション・ステイトメント」。

シフォン素材のフラッフィーでキュートなドレスが多く発表されたが、すべてのドレスには文字がデザイン。ファッションショーに駆けつけた観客は、ルックの撮影に必死だが「写真は撮らないでください」とデザインされたドレスや、「遅れてごめんなさい、来たくなかったの」とデザインされたドレスなど、可愛らしいドレスとは裏腹に、文字はかなり皮肉たっぷり。


さらに「私は自分自身のミューズ」や「シャイなんじゃなくて、あなたが好きじゃないの」や「地獄へ落ちろ」といった文字がデザインされたドレスも登場して会場を沸かせた。



ちなみにコレクションはアッという間に世界中で話題になり、アリアナ・グランデをはじめ、ヴィクトリアズ・シークレットのサラ・サンパイオなどが自身のインスタグラムにヴィクター&ロルフのコレクション写真をアップして反応している。(フロントロウ編集部)