R.ケリーが釈放
未成年を含む若い女性たちを洗脳して性奴隷のように扱ったとして性的虐待の罪に問われているシンガーのR.ケリー(本名ロバート・シルヴェスター・ケリー)が、現地時間金曜日の22日に翌日行なわれる保釈尋問のため自ら警察に出向き、週末を米イリノイ州シカゴのクック郡の留置所で過ごした。
一連の騒動は、R.ケリーの性的虐待の真相を告発するドキュメンタリー番組『Surviving R. Kelly(サバイビング・R.ケリー)』が放送されたことがきっかけで、長年にわたる性的虐待の疑惑に再びスポットライトがあたり、放送後すぐに警察の捜査が開始され裁判所が逮捕令状を請求したスピーディな展開になっている。
そんな騒動で留置所に入ったR.ケリーが、25日、10件もの性的虐待の容疑について無罪を主張し、保釈金100万ドル(約1億1,000万円)を支払い保釈された。
4人のうち3人が未成年の女性によって告訴された今回と同じような疑惑で、過去にも何度も訴えられたことがあったR.ケリーだが、一度も有罪判決を受けたことがなく、今回もまた無罪を主張している。
保釈後に向かった先は…
そんなR.ケリーが、1億円を超える保釈金をしはらって解放された後に真っ先に向かったのは、なんとマクドナルド。
マクドナルドの店内でハンバーガーを食べたRケリーは、食事中もファンのサインにも応じていた。
保釈されたR.ケリーについて裁判所は、パスポートを没収し、18歳以下の人とは誰であってもコンタクトを取ってはいけないと命令。一部では、1億円を超える保釈金を支払うのに苦戦していたという話もある。
R.ケリーは、現地時間3月22日に再び裁判所にやってくる。(フロントロウ編集部)