放送開始まであと1カ月弱!予告編が公開
2011年の春から、毎年春に1シーズンずつ放送されてきた米HBOの大ヒットドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』。今年の春に放送されるシーズン8をもって幕を閉じる同作の待望の予告編がついに公開された。
※以下、シーズン7までのネタバレが含まれます。
「あのキャラ」の死骸が映っている?
息を切らして何かから必死に逃げるアリア・スタークがつぶやく「I know death, he’s got many faces. I look forward to seeing this one(私は死を知っている。彼はいろんな顔を持っている。私はこの顔を見るのを楽しみにしてる…)」という不気味なフレーズから始まる約2分間の映像には、ジョン・スノウやデナーリス・ターガリエン、ティリオン・ラニスター、サーセイ・ラニスター、ジェイミー・ラニスター、サンサ・スタークら、シーズン7までに生き残ったお馴染みのメインキャラクターたちが次々に登場。
ジョンがデナ―リスとドラゴンを連れ、妹のサンサが待つ故郷ウィンターフェルに帰還すると見られるシーンや、デナーリスの通訳を務めるミサンデイと“穢れなき軍団”の司令官グレイ・ワームの戦闘前のせつないキスシーンなど、ファンにとってはたまらない映像も盛り込まれている同予告編で、ひときわネットを騒がせているシーンがある。
それは、ジョンとデナ―リスが2頭のドラゴン、「レイガル」と「ドロゴン」と向かい合うこちらの1コマ。
ゆっくりと近づくジョンとデナ―リスの前に立つ巨大な2頭のドラゴンの足元には、人間や馬とは思えない、巨大な動物と見られる骨が散乱している。
一部のファンたちは、これが、シーズン7の最後で、ホワイト・ウォーカーの指導者である「夜の王(ナイト・キング)」の手に落ち、亡者(アイス・ドラゴン)と化してしまった3頭目のドラゴン「ヴィセーリオン」の亡骸なのではないかと衝撃を受けているのだ。
シーズン7の終盤では、一度命を落としたヴィセ―リオンが亡者の証であるブルーの瞳を開眼。最終エピソードは、ナイト・キングがアイス・ドラゴンを使ってウィンターフェルの“壁”を破壊し、大量の死の軍団が南下し始める場面で幕を閉じる。
人間たちの生活はこれから一体どうなってしまうのか…という恐怖を感じる展開となったが、今回の予告編で公開された骨が、もし本当にヴィセ―リオンの亡骸だとしたら、アイス・ドラゴンと化したヴィセ―リオンは何らかの方法により再び命を落としたことになる。
現時点では、この骨がヴィセ―リオンの亡骸だという正式な情報は無く、さらに、亡者が死ぬときは、跡形も無く一気に粉々に崩れ去るため、亡者の類であるアイス・ドラゴンも、もし死ぬのだとしたら、骨は残らず、亡者と同様の死に方をするのではないかという説も。
約8年間にわたって描かれてきた物語全体がどんな終わりを迎えるのかはもちろん、悪の手に落ちたヴィセ―リオンを含む3頭のドラゴンの運命にも注目が集まる。(フロントロウ編集部)