R.ケリーが疑惑を一切否定
大御所シンガーのR.ケリーが、長年、未成年を含む複数の女性たちを洗脳状態にして“性奴隷”のように扱い、性的暴行を繰り返してきたとして、10件におよぶ性的虐待の罪で米イリノイ州・クック群で逮捕された。
しかしケリーは、逮捕から数日後に1億円の保釈金を支払い釈放され、一貫して容疑を否認しているが、被害者の弁護士はケリーと14歳の少女とのセックステープを裁判所に提出し、両者の主張が真っ向から対立している。
「バカげている！」と声を荒げる場面も
裁判所に物質的な証拠が提出されたことで窮地に立たされているケリーは、逮捕後初めてメディアに露出し、米CBSの取材に応じた。
米CBS Newsの名物ジャーナリストのゲイル・キングによるインタビューで、ケリーは複数の女性からの告発に対して「事実じゃない」と発言し、未成年者に性的虐待したことも「まったくもって違う」と容疑を全面否認。
CBS Evening News on Twitter
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ケリーは「事実じゃない。昔のウワサも今のウワサも、未来のウワサでさえも、事実じゃない！」と声を大にして、20年以上にわたってささやかれている疑惑を否定した。
ゲイルによる「女性の意思に反することは一度もしていないと言い切れますか？」という質問に、ケリーは「そんなことをする必要ない。なぜ僕がそんなことを？そんなバカげたことをR.ケリーがするとでも？」と感情的に答えると、続けて「ずっと昔に僕が乗り越えた（虐待を受けたという）経験があるのに誰かに強要するなんて…。バカげた話だと思わないか？バカげてる！」と、ケリー本人が経験した虐待を他人にするわけがないと声を荒げて訴えた。
感情をあらわにしたケリーは、「このカメラは僕に向いてるの？こんなのバカげてる！常識的に考えろ！僕が嫌いなら嫌え、愛しているなら愛せ。ただ常識的に考えてみろ。僕が怒涛の人生を乗り越えたのに、今の僕が、女の子に強要させて地下に閉じ込めて、食事も外出もさせないモンスターになるなんて…！どんなにバカげていることか！」と、カメラに向かって訴えると、「もうやめてくれ！お遊びは終わりだ、終わり！僕はやっていない！そんなの僕じゃない。僕は自分の人生のために戦っている」と号泣しながら無実を主張した。
Gayle King on Instagram: “@rkelly sits down for first intvu since @survivingrkelly doc & let’s just say he has lots to discuss tomorrow @cbsthismorning...”
www.instagram.comゲイルが自身のSNSに投稿した写真には、インタビュー中にケリーが立ち上がりガイルに向かって叫ぶような姿もあった。（フロントロウ編集部）
