かつてバトルを繰り広げた2人が同じアワードに登場
シンガーのケイティ・ペリーが現地時間3月14日に開催された音楽の祭典アイハートラジオ・ミュージック・アワード(iHeartRadio Music Awards)に新曲「365」でコラボを果たした人気DJのゼッド(Zedd)と登場。
レッドカーペット上で行なわれたインタビューで、この日、同じく同アワードに出席したシンガーのテイラー・スウィフトとのコラボの可能性について質問された。
ケイティとテイラーといえば、2014年頃から約4年間にわたって熾烈なバトルを繰り広げた仲。
当時は、名前こそ出さなかったものの、雑誌のインタビューでお互いへの不満を吐露し合い、テイラーがケイティとのバトルを題材にした楽曲「バッド・ブラッド」をリリースすれば、ケイティがテイラーへのディス曲とウワサされる「スウィッシュ・スウィッシュ」を発表するなど、2018年に終戦宣言するまでバチバチと火花を飛び散らせていた。
ケイティ、テイラーとのコラボする意思は?
最近になり、そんなケイティとテイラーがコラボを果たすのではないかという説が世間でまことしやかに囁かれるように。
アイ・ハート・ラジオ・アワードのレッドカーペットでセレブたちのインタビューを担当した米Entertainment Weeklyのインタビュアーが、ケイティにこのウワサについて直撃した。
この日、ケイティはゼッドとの楽曲「365」のMVでも披露した近未来的なコンセプトに合わせて、レッドカーペットでもAI(人工知能)ロボットのフリをしていたのだが、「世間では、あなたとテイラーが一緒に音楽を作るんじゃないかっていうウワサが流れてるけど、どう思う?」という質問をぶつけられたケイティは、ほんの一瞬だけ動揺した様子を見せたものの、AI口調でこう答えて冷静さをキープした。
「ゼッドとだってコラボしたし…私はオープンよ! オープン、オープン、オープン… 」
We’ve got the A.I. version of Katy Perry on the #iHeartAwards2019 red carpet and she’s “open” to making new music... with Taylor Swift! pic.twitter.com/DpJYvAp3mC
— Entertainment Tonight (@etnow) 2019年3月15日
まるで故障でもしたかのように「オープン」と繰り返してみせたケイティに、ゼッドが「彼女は誰とでも音楽を作れるほど心がオープンなんだよ」と助け船を出すと、ケイティは「私は愛すべきAIよ」と陽気にAIキャラを貫いていた。
このケイティの回答は、一部では“気まずい反応”とも評されているものの、ケイティがテイラーとのコラボについてポジティブな姿勢を見せたことは確か。
2016年のバトル中には、ツイッターでのファンからの「テイラーとコラボすることはある?」という質問に、上から目線で「もし彼女が謝ってくれるならね」と答えて火に油を注いでいたケイティだが、2人のバトルが終わりを迎えてから1年が経とうとしている今、ケイティとテイラーのコラボが実現する可能性は決してゼロではない。(フロントロウ編集部)