ドラマ『デスパレートな妻たち』のフェリシティ・ハフマンが賄賂を払って娘を名門大学に不正入学させた大学の入学斡旋騒動について、ドラマで共演したニコレット・シェリダンがコメントした。(フロントロウ編集部)

 アメリカの富裕層が賄賂を払って娘や息子を名門大学に不正入学させていたことが発覚し、全米を揺るがせている大学の不正入学斡旋事件。そのなかには、ドラマ『デスパレートな妻たち』でリネット役を演じたフェリシティ・ハフマンの名前も。フェリシティは逮捕された後、約2,800万円を払って保釈された。

 この騒動が連日全米で話題になるなか、『デスパレートな妻たち』でイーディを演じてフェリシティと共演したニコレット・シェリダンが、米バラエティ番組『アクセス』で口を開いた。

画像1: 『デス妻』女優も逮捕された裏口入学騒動、共演女優がコメント「恥ずべきこと」

 「まだ真実は分からない。でも、力を持たない人たちから奪った肩書き、権力やお金は、煩わしいわよね。そして、そういった力は恥ずべきことだと思う」

 富を持つ者が持たない者の機会を奪う今回の不正入学問題に顔をしかめたニコレットは続けてアメリカの受験システムにも触れ、「機能していないシステムを変える方法はあると思うわ。私は、(アメリカの受験)システムは長い間壊れたままになっていると思う。やっかいな問題よね。だって頑張ってきた子供たちの人生も変えてしまう可能性もあるんだもの」と、システムの改善を呼びかけた。

画像2: 『デス妻』女優も逮捕された裏口入学騒動、共演女優がコメント「恥ずべきこと」

 また、『デスパレートな妻たち』のキャストのあいだでこの事件について話しているのかと聞かれたニコレットは、今は報道を追っているだけと明かしながら、「でもみんな、この事件について話すべきよね。だってこれは大きな問題よ」と、事件への関心を示した。

 フェリシティの他にも、ドラマ『フラーハウス』でベッキーを演じたロリ・ロックリンも逮捕され
ており、約1億1,000万円を払い保釈された。騒動後には、共演者のジョン・ステイモスがSNSに投稿した動画がロリに向けたものではと話題になった。(フロントロウ編集部)

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