ラストは小説と異なる
大人気ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のファイナルシーズンとなるシーズン8が、4月15日に世界同時放送されることに先駆け、原作となるシリーズ小説『氷と炎の歌(A Song of Ice and Fire)』の作者であるジョージ・R.R.マーティンが米Rolling Stoneのインタビューに応じた。
現在、5部作目の『竜との舞踏(ADance with Dragons)』(2011)までが出版されている原作小説は、7部長編のファンタジー小説として構成されているため、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』の最終話は、小説が終わらないままエンディングを迎えることになる。
そのため一部では、ドラマの最終話が小説のラストのネタバレになってしまうのではと心配する声も寄せられている。
そんなドラマのエンディングについてジョージは、ドラマの制作陣に「おおまかなエンディングは5、6年前に話した」とし、小説の結末はドラマの結末とは「変わるかもしれないし、多くの要素が追加されるだろう」と話した。
ドラマのエンディングを5年以上前に伝えていたことを明かしたジョージは、これから出版される残りの2作は、ドラマとは別のエンディングに向けたストーリーが描かれる可能性を示唆した。
ちなみにジョージ、期待される6、7作目の出版については、「執筆がはかどらない」と本音を漏らしたため、残念ながら新しいシリーズが出版されるのには、まだまだ時間がかかりそう。(フロントロウ編集部)