トークセッションを全訳
そしてアコースティック・ミニライブ後には、トークセッションがスタート。

Photo by KAYOKO YAMAMOTO
ー5年ぶりの来日について
日本と東京はもっとも好きな国と都市のひとつだから、5年ぶりにみんなに会えて嬉しい。
ーこの日のライブについて
みんなの前に出られたうえ、こんなに親密な距離感でみんなと対面できて嬉しく思う。
ーシングル「ヘッド・アバーヴ・ウォーター」について
ヘッド・アバーヴ・ウォーター」と「ウォリアー」という曲は、このアルバムの中で1番最初に書いた2曲なの。闘病中だった3年前にベッドの中から書いた曲なんだけど、曲を作ろうとかアルバムを作ろうとかって考えはなくて、自然に沸き上がってきた曲だった。前に進む強さや力についての曲だから、この曲がみんなに元気やインスピレーションを与えてくれたらって思う。私がこの曲に助けられたように、ほかの人も助けられたらいいな。
ーアルバム『ヘッド・アバーヴ・ウォーター」について
このアルバムは、ここ数年のわたしの人生を映画にしたようなアルバム。私の曲は個人的な経験がもとになっているものが大半だけど、とくにこのアルバムは特別。リリックの意味深さにこだわり、腹の底から歌いたかったし、最高のアルバムをみんなに届けたかったから、リアルで、生々しく、弱さもみせるストーリーテリングをすることにこだわった。今回は時間という余裕があったから、制作プロセスもすごく楽しめたの。いつもはスタジオに入って、曲を書いて、収録して完成、って感じだけど、今回はゆっくり人生を楽しんで、曲を書いて、完璧に仕上げるための時間があったから、深く掘り下げられた。だから私にとってスペシャルなレコードなの。世の中に出した今聴き返すと不思議な気分。だって、自伝映画を見ているようだから。

会場で集められた寄せ書きメッセージは、アヴリルの思い出に残るプレゼントとなった。
ー来日中のできごとについて
日本はいつ来ても楽しい。増上寺に行ったでしょ。あとは原宿に行って、「ハロー・キティ」のミュージックビデオを撮影したキャンディーショップも発見した。ショッピングセンターにも行ったりして、東京を楽しんでいる。ここが大好き!でも、ファンのみんなに会えた今日こそ滞在中の1番の日ね。
ー桜について
桜の木の前で写真を撮った。絶好のタイミングに来られただよね。
ー1番好きな日本語について
今日のステージですでに使っちゃったけど、ミンナサイコーが1番のお気に入り。あとは、ジャパンダイスキでしょ。カワイイ。アリガトウゴザイマス。アイシテマス。

トークセッションの最後に会場みんなでグループ撮影を行なったときには、みんなで「ダイスキー!」とコール。
ーヴォーカルトレーニングについて
私もヴォーカルトレーニングを受けているわ。声帯は筋肉だからきちんとストレッチしてあげなきゃいけないの。だから私もヴォーカルコーチのもと、歌う前のウォームアップと歌い終わったあとのクールダウンをしている。喉はあなたが持つ楽器なのだから、きちんと扱わなきゃね。ツアー中で毎晩歌っているときほど、ヴォーカルレッスンは欠かせない。
—ファンにメッセージ
今日はみんな来てくれてありがとう。みんなに会えて良かった。アコースティックライブを楽しんでもらえたこと、そして、またもうすぐ帰ってこられることを願っているわ。遠く離れた日本から私の音楽を応援してくれてありがとう。日本に来られて本当に嬉しい。アルバム『ヘッド・アバーヴ・ウォーター』を楽しんでもらえたら嬉しい。アイラブユー、ダイスキ!
■アヴリル・ラヴィーンの親日家なエピソード集
■【インタビュー】アヴリルが「ワンオクRyota&妹」夫婦の勧めで行った東京名所とは?
アルバム『Head Above Water|ヘッド・アバーヴ・ウォーター』
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全13曲
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CD2仕様(CDプレイヤーで再生可能)
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ボーナス・トラック1曲収録
<配信/輸入盤CD/LP>
全12曲
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(フロントロウ編集部)