ニッキー、長年のマネージャーと決別
ニッキー・ミナージュが、ギー・ロバートソンとコルテス・ブライアントという昔からのマネージャーに別れを告げ、同時に、彼らが所属するブループリント・マネジメントとマーベリック・マネジメントとも契約を解除したことが分かった。
デビュー当時から付き合いがあったマネージャーたちと突然別れを告げたという、世間を騒がせるドラマが生まれそうな展開だが、実際はそんなことはなく、今回の別れはいたって友好的だったという。
しかしながら、現在、大物ラッパーのニッキーにマネージャーがいないという異例の事態が起きている。
決別の理由は明らかになっていないが、この情報を最初に報じた米Varietyによると、ニッキーとマネジメントグループの別れが決まったのは、ニッキーが現地時間14日に行なわれたアリアナ・グランデのコーチェラ2019のステージに上がる前だったという。
ヒップホップ業界を牽引するニッキーだが、アリアナとのコーチェラのステージで音響トラブルが発生したほか、2018年はカーディ・Bとの卑劣なビーフが起き、ここ最近はたびたびトラブルに見舞われている。
さらにニッキーが2018年8月のアルバム『クイーン』をリリースした際には、トラヴィス・スコットのアルバムと発売日が被ったことで、ニッキーがトラヴィスに噛みつくビーフも発生。アルバムの北米ツアーを計画していたものの、ツアーに同行するはずだったフューチャーが突如辞退したことで、ツアーも足止めを食らっている。
また、「FEFE」でコラボしたラッパーのテカシ69は、複数の犯罪行為で刑務所送りになっていて、とにかくまわりが騒がしいニッキー。そんななかでのマネジメントの不在。友好的な別れだとはいうが、今後のキャリアにどう影響するのか。(フロントロウ編集部)