“事をすませた”男女がトイレから出ると…
オーストラリア・シドニー在住の元客室乗務員の女性が、飛行機の機内で「性行為」に及ぶことを指す通称マイル・ハイ・クラブ(Mile High Club)の実情について、Yahoo Lifestyleのインタビューで赤裸々に語った。
女性によると、そこまで頻繁に遭遇するわけではないというが、大抵トイレのドアの“揺れ”で「ヤッてるな…」と気づくことが多いとか。また、マイル・ハイ・クラブに入れるのは厳密に言うと“飛行機の機内で出会ったあかの他人同士”だけだそうで、恋人同士や夫婦は含まれないという。
なかでも最も印象に残っているマイル・ハイ・クラブにまつわるエピソードは、トイレの中で性行為に及ぶ男女に気づいた上司が、「2人がトイレから出てきたらマイル・ハイ・クラブの一員になったことを祝福してあげよう」と言い出した時のこと。
上司に言われた通り、事をすませてトイレから出てきた男女に客室乗務員一同で「おめでとう」と声をかけ、拍手で出迎えたそうで、このありがた迷惑な“神対応”にカップルの女性のほうは恥ずかしさで頰を赤らめ、男性のほうは困ったような表情を浮かべていたそう。
ちなみに、そんな想定外のシチュエーションに恐縮しきりだったカップルを最後に待ち受けていたのは、言い出しっぺのマネージャーによる「マイル・ハイ・クラブへようこそ」という歓迎の言葉と、お祝いのシャンパンだったとか。(フロントロウ編集部)