ジャレッド・レト、生首持って参上
メットガラ2019のテーマは、“人工的なもの・不自然なもの・芝居がかったもの”などといった意味を持つ「Camp: Notes on Fashion(キャンプ:ファッションについてのノート)」。テーマがテーマなうえ解釈の幅が広いだけに、今年はとくに奇抜なスタイルが見られるだろうと大きく期待されていた。
日本時間5月7日朝にニューヨークのメトロポリタン美術館で開幕したメットガラ2019では、レディー・ガガがレッドカーペットでどんどん脱いで最後にはランジェリー姿になるパフォーマンスつきの衣装を披露するなど、奇想天外なレッドカーペットスタイルが次々登場。
そんな強豪ぞろいのなかで、“最も奇抜なアクセサリー”と多くの人が称しているのが、映画『スーサイド・スクワッド』でジョーカー役を演じたオスカー俳優のジャレッド・レトーが持ってきたあるアイテム。
全身グッチ(Gucci)を着て現れたジャレッドが持っていたのは、なんと生首!
しかもただの生首ではなく、ジャレッドそっくりの生首。レッドカーペットではジャレッドがこの生首を小脇に抱えたり、宙に上げて見つめ合ったりして、リアル・ジャレッドと生首ジャレッドの奇妙な共演が実現。さらにジャレッドが近くを歩いていたシンガーのショーン・メンデスに生首をぽいっと渡し、ショーンをびっくりさせるというひと幕も。
メットガラ2019には広告塔を務めるグッチを着て現れたジャレッド。アレッサンドロ・ミケーレがクリエエイティブディレクターを務めるグッチは2018年秋冬コレクションでモデルそっくりの生首をモデルに持たせてランウェイを歩かせるパフォーマンスをしており、今回のジャレッドの生首アイディアはそこが発祥と見られる。(フロントロウ編集部)