これまで参加したメットガラ(MET Gala)では、想像の域を超えるゴージャスなルックを披露して世間を魅了してきたことから、一部で“メットガラの女王”の称号で親しまれているシンガーのリアーナ。
しかし、今年のメットガラには残念ながらリアーナの姿は無し…。彼女の登場を楽しみにしていたファンたちはがっくりと肩を落としていた。
そんななか、リアーナがメットガラ開催後にSNSを更新。自身が選ぶ「今年のベストルック」を発表した。
リアーナが選んだのは、メットガラの主催者である米VOGUE誌の編集長アナ・ウィンターの装い。
今年のテーマとなった「キャンプ:ファッションについてのノート」が持つ、“人工的なもの・不自然なもの・芝居がかったもの”という幅広い意味を独自に解釈し、例年にも増して奇抜でユニークないでたちで登場するセレブが多いなか、アナは比較的控えめな着こなしに。
ピンクを主体にした会場全体の装飾やガラ後に一般公開されるエキシビジョンのイメージに合わせて、アルマーニ・プリヴェ(Armani Prive)のフラワービジュードレスにフラミンゴを彷彿とさせるシャネル(CHANEL)のケープを合わせていた。
リアーナは、あえて超個性的なドレスを選ぶのではなく、イベント自体と調和した装いを選び、主催者としての威厳と優雅さを表現したアナこそが、今年のメットガラでの“ベストドレッサー”だと感じたのかもしれない。
今年はリアーナのほかにも、毎年、目を見張るような着こなしを披露して注目を集める女優のサラ・ジェシカ・パーカーやブレイク・ライブリー、そして過去にホストを務めたこともあるシンガーのテイラー・スウィフト、セレーナ・ゴメス、アリアナ・グランデやジャスティン・ビーバーといった人気アーティストらがメットガラを欠席。来年はぜひ復帰して、煌びやかな姿を見せて欲しい! (フロントロウ編集部)