ツイッターやインスタグラムなどのSNSで絶大な人気と影響力を持つトップモデルのジジ・ハディッド。そんな彼女のツイッターアカウントが何者かにハッキングされるという事件が起きた。
ハッキングされたジジのアカウントから投稿されたのは、反ユダヤ主義含む人種差別的なツイートの数々。「ヒトラーは、なにも悪いことをしていない」「第二次世界大戦で、ドイツが勝利したらよかったのに」「私はドナルド・トランプに票を入れたわ。最高の大統領よ」「ジェームズ・チャールズ、あなたはゲイ(※)、消え失せて」など、10件以上にわたる攻撃的な投稿。
※英語では同性愛者に対する差別的用語が使われた
ジジらしからぬとんでもない内容が立て続けにツイートされてしまい、大騒ぎになりそうだけれど、ジジはこれまでにトランプ大統領の移民政策に対する抗議デモに参加したり、イスラム恐怖症を煽るツイートに対して強く抗議したりと、社会問題においてリベラルな姿勢をみせてきた。
そのため、ファンたちはジジのツイートを見てハッキングされたとすぐに気づき、ツイッターに報告。なんとも恐ろしい投稿の数々を食い止めた。
ハッキング30分後には元通りになったアカウントで、ジジはこうツイート。
「ツイッターを守り抜いたわ。みんな私のために団結してくれてありがとう」
Secured my Twitter, folks. Thanks for rallying for me
— Gigi Hadid (@GiGiHadid) 2019年5月11日
Joke’s on the hacker ... I don’t use Twitter DM’s
ジジのことを疑わずに、事件を解決したファンたちに対して感謝のツイートを残した。(フロントロウ編集部)