薬物依存症だったラマー・オドム
セレブ一家として有名なカーダシアン家の3女クロエ・カーダシアンは、2009年に元NBA選手であるラマー・オドムと結婚。しかし、ラマーの度重なる浮気や、薬物使用が引き金となり、2013年ごろには結婚生活は破綻。2016年に正式に離婚した。
そんなラマーは、先日発売された自伝『Darkness To Light(原題)』のなかで、セックス依存症と薬物依存症を告白。さらには、前妻クロエに対するある後悔を明かした。
ある日、自分の部屋で違法薬物であるコカインとエクスタシーを使用していたというラマー。すると彼は、薬の作用によって幻覚を見始めたという。当時、家にはラマーの友人もいたそうで、心配したクロエはその友人に助けを求めた。しかし、これが当時のラマーが激怒するきっかけとなる。
「何してんだ!俺の友だちの前で恥をかかすな!お前を殺すぞ!俺がどれだけのことを出来るか分かってないだろ!」
クロエの肩を力強く握りしめ、人が変わったように怒鳴りつけたというラマー。彼によると、この事件は、2人の結婚生活、そしてラマーの人生で最低の時期であり、ラマーが持つ数々の後悔の中でも、とくに大きなものだという。
しかしその後、ラマーはクロエと離婚協議中の2015年に薬物中毒によって倒れ、生死の境をさまよった。そんなラマーを支えるために、一旦クロエは離婚の手続きを停止。ラマーの体調が回復した後の2016年に離婚した。しかし、2人は離婚したあとも連絡を取っているそうで、クロエはつい先日、米ポッドキャスト『離婚は最悪!』に出演した際に、「なんの問題もないよ。そこに憎しみはないから」と話した。
米Us Weeklyに関係者が話したところによると、健康を取り戻しているラマーはクロエとやり直したいと思っているそうだが、クロエは『離婚が最悪!』のなかで、現在は誰とも付き合う気はないと話していた。(フロントロウ編集部)