ディズニー史上初!公式のLGBTQ+イベント開催
仏現地時間6月1日、フランスにあるディズニーランド・パリで、LGBTQ+への理解を深めることを目的とするプライド月間(毎年6月)のイベント「マジカル・プライド(Magical Pride)」が開催された。
これまでに世界各国のディズニーランドでLGBTQ+関連のイベントが行なわれてきたが、どれも各テーマパークが独自に開催してきたもので、“非公式”だった。しかし、今回ディズニーランド・パリで開催された「マジカル・プライド」は、ウォルト・ディズニー・カンパニーが史上初めて企画&開催した、ディズニー初の公式LGBTQ+イベント。
マジカル・プライド当日、集まった大勢の参加者を出迎えたのは、LGBTQ+を象徴する色として知られる「レインボーカラー」の衣装を身にまとったミッキーマウスとミニーマウス。
そのほかにもたくさんのキャラクターたちが登場するマジカル・プライド仕様のパレードや、シンガーのボーイ・ジョージなどをゲストに招いたスペシャルライブ、人気アトラクションのタワー・オブ・テラーの外観を使ったプロジェクションマッピングなど、盛りだくさんの内容に。
パーク全体がレインボーカラーに染まる1日限定のスペシャルイベントは、訪れるすべての人たちに夢のような時間を過ごしてもらうことをモットーにするディズニーがかける、まさに「一晩で解ける魔法」。今年、プライド月間にディズニーが公式に開催するイベントはマジカル・プライドだけとなっているが、もしかしたら来年以降、アメリカをはじめとする世界各国のディズニーランドでも同様のイベントを行なわれる可能性もある。
ちなみに、ディズニーランド・パリやアメリカのディズニーランドでは、プライド月間を通して限定グッズが販売される。(フロントロウ編集部)