ディズニーらしい“粋な演出”が話題に
5月に映画『スター・ウォーズ』シリーズをテーマにした新パーク「スター・ウォーズ:ギャラクシーズ・エッジ」がオープンしたばかりの、米カリフォルニア州アナハイムにあるディズニーランドに2020年にオープン予定のマーベルの新エリアの建設現場で、ディズニーらしい遊び心にあふれた“粋な演出”を発見した。
オープンを来年に控え、現在ディズニーランドでは急ピッチで工事が進められているのだが、その建設現場を隠すために建てられた壁には、ディズニーランドを運営するウォルト・ディズニー・カンパニー(Walt Disney Company)の名前ではなく、「スターク・インダストリーズ(Stark Industries)」の文字が。
マーベルファンの方には説明するまでもないが、スターク・インダストリーズとは、数々のマーベル映画に登場するアイアンマンことトニー・スタークが社長を務める企業の名前。“マーベルの新エリアの建設を請け負っているのはスターク・インダストリーズ”という架空の設定まで作る用意周到ぶりで、この新エリアの完成を心待ちにするマーベルファンの期待をさらに膨らませている。
ちなみに、「マーベル」という名前を使う権利をディズニーは持っていないことから、新エリアの名称は今のところ未定。2020年にまず「フェーズ1」として『スパイダーマン』シリーズのアトラクションや映画『ドクター・ストレンジ』のショー、マーベル作品をテーマにしたレストランなどをオープンし、その1、2年後に「フェーズ2」として『アベンジャーズ』シリーズのアトラクションや新たなショップを加え、規模を拡大していくことが発表されている。(フロントロウ編集部)