映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』で主人公のスパイダーマン(ピーター・パーカー)を演じるトム・ホランドが、現実世界でもヒーローだった瞬間がカメラに収められた。(フロントロウ編集部)

トムホが少女を救出

 MCU映画でスパイダーマン役を演じるトム・ホランドが、リアル・ヒーローになったのは、ニューヨークのテレビ局前で出待ちしていたファンに対応している時。

 公開を目前に控えた映画『スパイダーマン:ファー・フロム・ホーム』のプロモーションのためにテレビ番組に出演したトムは、出待ちしていた大勢のファンの前に現れると、写真撮影やサインに対応して交流。

画像: トムホが少女を救出

 たちまちトムの周りには人だかりができると、バリケードがあるにもかかわらず、サイン欲しさに後ろからどんどん人が押し寄せ、その場はもみくちゃ状態に。

 そんな状態で最前列にいた1人の少女が、後ろの人々とバリケードの間で押しつぶされそうになり、パニック障害を引き起こしてしまった。

 サインを求める人は大柄の男性が多く、彼らが持つポスターや色紙が多方面から降り注ぐなか、上からの重圧で少女の姿勢はますます低くなり、バリケードが首に食い込んでしまった。

 苦しんでいる少女に気がついたトムは、「これ以上彼女を押し続けるなら、これを地面に投げ捨てるからな!」と激怒。押し寄せた人が持っていたポスターなどを手でふるい落とした。

 そしてトムは少女に「大丈夫だよ、大丈夫」と声をかけると、後ろの人々に「後ろに下がってくれますか?」とお願いして、無事、少女を救出。

 そんなトムの救助劇を少女がツイッターで報告すると、瞬く間に拡散。「さすがスパイダーマン」と、トムの行動を称賛する声が相次いで寄せられている。

 ハリウッドセレブは、公式イベントでなくても写真撮影やサインを承諾することが多い一方、転売目的で著名人のサインを欲しがる人も大勢いる。

 トムのサインは、社会現象を巻き起こしているMCUへの出演を機に、高いもので10万円近くの値がついているため、本来ならファンと交流するはずの場で、今回のようなトラブルに発展してしまうことがある。(フロントロウ編集部)

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