日本では頭にピンク色のリボンを結んだメスの子猫「マリー」が女性たちの間でとくに人気となっているディズニーアニメ『おしゃれキャット』。
じつは同作の主人公はマリーではなく、その母親の美しい白猫「ダッチェス」なのだが、米テキサス州で飼われている同名の白猫が、『おしゃれキャット』に登場する3匹の子猫たちとまったく同じ色の子猫たちを出産して、海外のディズニーファンたちを沸かせている。
2018年に飼い主のもとに迷い猫としてやってきた白猫は、当初、毛並みもボロボロでヘルニアを患い、さらに体の至る所を寄生虫にむしばまれていたという。飼い主たちの献身的なケアのおかげで、本来の美しさと健康を取り戻したこの猫は、気品あふれるその姿から『おしゃれキャット』の主人公にちなんで「ダッチェス」と名づけられた。
そんなある日、去勢されたと思われていたダッチェスが飼い主宅のクローゼット内で突然出産。飼い主たちは、生まれて来た子猫たちの毛色を見て「あの『おしゃれキャット』とまったく同じ組み合わせだ!」と衝撃を受けた。
このことをフェイスブックに投稿すると、“リアル『おしゃれキャット』”たちのウワサは瞬く間にネット上に拡散。「すごい!」、「ミラクルだ」と人々をちょっぴり幸せな気分にさせている。(フロントロウ編集部)