期待の新星マヤ・ホーク
ついに待望のシーズン3の配信がスタートし、連日ネットを騒がせている大人気ドラマ『ストレンジャー・シングス』。
前シーズンよりもさらに壮大なスケールで描かれる新シーズンで新たに登場したのが、ジョー・キーリー演じるスティーブとともにアイスクリーム屋スクープ・アホイで働く女性ロビン。
アンニュイな表情のロビンは、ひょんなことからスティーブとダスティンの謎解きに巻き込まれると、意外な本性を発揮。歴代キャストに負けない存在感で大活躍する。
そんなロビンを演じたのは、20歳の新人女優のマヤ・ホーク。モデルとしても活動するマヤは、じつは映画『キル・ビル』のユマ・サーマンと映画『恋人までの距離』のイーサン・ホークの愛娘。
演技力に定評のあるユマとイーサンの遺伝子を継ぐマヤは、幼いころから撮影現場で両親の演技を見てきた2世セレブ。業界の空気に触れて育ったことも助け、米Peopleによる『ストレンジャー・シングス』シーズン3のレビューで「若きスカーレット・ヨハンソンを連想させる」と称賛されるなど、早くも女優として大注目されている。
モデルとして活躍していたマヤは、2017年に英BBCドラマ『Little Women』で俳優デビュー。これをきっかけにインディーズ映画を中心にキャリアを積み、2019年に『ストレンジャー・シングス』の新キャストに抜擢された。
マヤの話題作への出演はこれだけにとどまらず、母親のユマと親交のある巨匠クエンティン・タランティーノの新作『ワンス・アポン・ア・タイム・イン・ハリウッド』にも出演するほか、これ以外にも複数の映画出演を控える若手注目女優。
両親と同じ俳優の道を歩み始めたマヤ。いわゆる2世セレブとして親の七光りだと思われることもあるようだが、一流の俳優を両親に持つということは、「もっと期待されるし、人から自分の情熱や実力、地位を疑われる。でも実際のところ、自分の地位を築くには努力するしかない」と米WWDに話した。(フロントロウ編集部)