ポール娘が初めてビートルズに影響を受けたアイテムを販売
ポール・マッカートニーの娘でファッションブランド、ステラ・マッカートニー(StellaMcCartney)で毛皮を全く使用しないスタンスをブランド創業当時から一貫しているステラ・マッカートニーが、新たな試みにチャレンジする。
2019年で創業18年目となるステラ・マッカートニーがチャレンジするのは、父親ポールが所属していたザ・ビートルズに着想を得たコレクション。これまでステラは、ポールに頼ることなく18年間デザイナーとして活躍してきたけれど、最近家族や友達と一緒に1968年に制作されたビートルズ初のアニメ映画『イエロー・サブマリン』を見たそう。
ステラは「幼い時から『イエロー・サブマリン』を見ていなかったけれど、正直度肝を抜かれた」と声明で語るほど、久しぶりに見た『イエロー・サブマリン』に衝撃を受けたよう。
そして『イエロー・サブマリン』に影響を受けたオール・トゥギャザー・ナウ(AllTogether Now)という新しいコレクションが誕生した。
このコレクションは、『イエロー・サブマリン』の楽しい雰囲気やサイケデリックな色彩、ファンタジー要素を詰め込んだものになっており、かなりカラフル。
さらに、『イエロー・サブマリン』に登場するアニメ版のビートルズのメンバーやアルバム『ラバー・ソウル』のジャケ写が起用されているアイテムも登場。
オール・トゥギャザー・ナウ・コレクションは、すでにセレブが着用しており、記念すべきコレクションの初めての着用者となったのは、飛ぶ鳥を落とす勢いのアーティストであるビリー・アイリッシュ。ビリーは6月に行なわれたグラストンベリー・フェスティバルに参加した際に同コレクションのアイテムを着用してパフォーマンスを行なった。
ステラは米Hollywood Reporterのインタビューでこれまでキャリアにおいてビートルズと関係を持つこととは距離を置いていたと語っているけれど、今回ついにふさわしい時期が到来し、ビートルズに影響を受けたコレクションの販売に踏み切ったということを明かした。
ステラが初めてビートルズに着想を得たオール・トゥギャザー・ナウ・コレクションは、すでに販売がスタートしており、オフィシャルサイト等で購入することが出来る。(フロントロウ編集部)