因縁の相手をステージ上で「ウソつき」、「汚い人間」呼ばわり?
シンガーのジャスティン・ビーバーを発掘し、スターへと育て上げた“恩師”である敏腕マネージャーのスクーター・ブラウンがテイラー・スウィフトがデビューから2018年まで所属していたレコードレーベルであるビッグマシン・レコードを買収。
所属中に発表したすべての楽曲の原盤が以前から水面下で敵対関係にあったスクーターの手に渡ったことを知ったテイラーが怒りの告発をしたが、前所属レーベルのCEOであるスコット・ボルチェッタが「買収について事前に知らされていなかった」、「原盤を手にする機会を与えられなかった」というテイラーの主張に真っ向から反論するなど、現在、音楽界を揺るがす一大騒動へと発展している。
告発以降、沈黙を貫いていたテイラーが、日本時間7月11日に開催されたAmazonプライムデーコンサートのステージに立ち、ついに公の場に登場。
今回の買収騒動について何らかのメッセージを発するのではないかと注目を集めるなか、テイラーが、全世界にライブ配信されたパフォーマンスの中で、大ヒット曲の一節を使って因縁の相手であるスクーターやボルチェッタCEOを“ディスった”とファンたちが騒然としている。
ファンたちが「これは強烈なディス」、「オー・マイ・ゴッド! 」、「開いた口が塞がらない」と大騒ぎしているのが、テイラーが2014年の大ヒット曲「シェイク・イット・オフ」の歌詞に登場する「ウソつき」、「汚い人間」という部分を露骨に強調して歌ったこちらの場面。
THE SHADE OMFG I FELT THAT #PrimeDay #PrimeDayConcert pic.twitter.com/mdbINhFbU2
— Mich (@idsbslaps) 2019年7月11日
この日、テイラーはスクーターやボルチェッタCEOとのバトルについて直接言及したわけではないものの、明らかに誰かを思い浮かべながら怒りを込めて歌っているかのようなテイラーの様子に「あれは確実にスクーターたちのことを言っている」と多くの人々が推測。
テイラーはこの推測が正しいと認めるかのごとく、”ディス”に触れたファンたちの投稿のいくつかをTumblrで「いいね」している。
関係者いわく、テイラーは告発を通じて公の場でスクーターを批判したことについて、まったく後悔していないといい、音楽界では今回の騒動をめぐってセレブたちも真っ二つの反応を見せているが、敵を作ることも恐れていないという。
スクーターは、公の場ではなくプライベートでテイラーと話がしたいと何度も接触を試みているというが、テイラー側はそれに応じる姿勢は見せていないとも伝えられている。
テイラーから「ウソつき」、「汚い人間」呼ばわりされたとされるスクーターやボルチェッタCEOはこの後どう出るか? 2人の反応にも注目。(フロントロウ編集部)