ノミネート落選をさっそくネタにする
“ドラマ界のアカデミー賞”と言われるエミー賞のノミネーションが発表されるも、アマゾンプライムビデオ(Amazon Prime Video)のオリジナルドラマ『ホームカミング』で難しい役どころを見事に演じきり、ノミネートが確実視されていた女優のジュリア・ロバーツがまさかの落選。
この結果に本人もさぞ落胆しているかと思いきや、そうでもないのか、ジュリアは俳優のジョージ・クルーニーや女優のエマ・ストーンも落選したことを知らせるスマホのプッシュ通知を捉えたキャプチャー画像をインスタグラムに投稿し、「そうね、最高のメンツがそろった落選組の一員になれたことがせめてもの救いかな」と自虐的にコメント。
ノミネーションから外れてしまったことをさっそくネタにして笑いに変える臨機応変っぷりを見せ、演技力の高さだけでなく、人間性の高さも表彰に値するレベルであることを証明した。
ちなみに、ドラマ『ホームカミング』はポッドキャストの同名フィクション番組をアマゾン(Amazon)が映像化した全10話のドラマシリーズで、かつて米軍帰還兵を支援する政府の施設ホームカミングでカウンセラーを務めていたジュリア演じる主人公のハイディが、失った記憶を取り戻すことによって、ホームカミングの恐るべき機密プロジェクトについて知ることになるというストーリー。
この作品で初めてテレビドラマの主演を務めたジュリアだが、惜しくも初主演ドラマでのエミー賞受賞の夢は叶わなかった。
今年のノミネーションも予想外の結果に!?
ノミネートが確実視されていた俳優&女優が選考から外れるのはもはや毎年恒例であり、今年も先ほど名前が挙がったジョージ・クルーニーやエマ・ストーンのほかに、ドラマ『ボディガード -守るべきもの-』の俳優リチャード・マッデンや、ドラマ『アメリカン・ホラー・ストーリー:黙示録』の女優サラ・ポールソンら実力派の役者たちが落選。
さらに、俳優&女優陣だけでなく、大ヒットコメディドラマ『Black-ish(ブラッキッシュ)』や、超高視聴率を獲得した音楽番組『The Masked Singer(ザ・マスクド・シンガー)』といった、人気テレビシリーズがノミネーションから外れるという波乱の結果となっている。
第71回エミー賞授賞式は米現地時間9月22日(日本時間9月23日)に行なわれる。全ノミネーションはコチラから。(フロントロウ編集部)