『エターナルズ』追加キャスト
2020年11月6日に全米公開予定のMCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)新作映画『エターナルズ』。
『アベンジャーズ』シリーズでヒーローたちを脅かした最凶の敵サノスを生み出した人種であるエターナルズをメインキャストにした同作は、現在公開中の映画『ロケットマン』に出演するリチャード・マッデンや、アンジェリーナ・ジョリー、サルマ・ハエックといった、人気・実力ともにトップクラスの俳優のほか、コメディアン兼俳優のクメイル・ナンジアニ、『チャイルド・プレイ』や『ジョーカー』といった数々の話題作に引っ張りだこのブライアン・タイリー・ヘンリー、韓国系アメリカ人俳優のドン・リー/マ・ドンソク、聴覚障がいを持つ女優のローレン・リドロフといった、多様なキャスティングも注目された。
A closer look at the cast of Marvel Studios’ THE ETERNALS on stage at the #D23Expo pic.twitter.com/bTSkoXh6xI
— Marvel Studios (@MarvelStudios) August 24, 2019
そんななか、『エターナルズ』の新たなメンバーとして、『キャプテン・マーベル』でミン・エルヴァを演じたジェンマ・チャンが、セルシー役として再びMCUに復帰することがディズニー最大のコンベンションイベントのD23で発表された。
さらに同作にはジェンマに加えて、『ダンケルク』のバリー・コーガンがドルイグ役として出演するほか、『ゲーム・オブ・スローンズ』のキット・ハリントンが、デイン・ホワイトマン(ブラックナイト)を演じる。キット演じるデイン・ホワイトマンは人間の騎士で、コミックではしばしばダークな一面が描かれることから、彼がヴィランになる可能性も考えられるが、その真相はいかに。
『アベンジャーズ』より強いエターナルズ
新キャストが発表されたD23のステージには、マーベル・スタジオ社長のケヴィン・ファイギほか、リチャードやアンジェリーナなどすでに発表されたキャストも登壇。
そこで、クメイルとブライアンは、セレスティアルズによって地球で生み出されたエターナルズが長い間、人類を危険から守っていたという設定から、「僕たちがいなければアベンジャーズも存在しなかっただろう。ガーディアンズ・オブ・ギャラクシーだっていなかっただろう。クリス・プラットが演じたキャラクター(※)、どういたしまして」と米Varietyにジョークを飛ばした。
※クリスが演じたピーター・クイルは人間とセレスティアルズのハーフで、カート・ラッセルが演じたピーターの父親エゴは、地球を支配しようとしたセレスティアルズである。
さらにお調子者のクメイルとブライアンは、話が盛り上がるとエターナルズはアベンジャーズやガーディアンズ・オブ・ギャラクシーをも破滅させることができると自負した。
驚異的なパワーを持つかもしれないキャラクターが勢ぞろいする『エターナルズ』。2020年の公開まで待ちきれない。(フロントロウ編集部)