“酔っ払いテイラー”が再び話題に
米現地時間8月26日、ファンの投票によってこの1年で最も優れたミュージック・ビデオやアーティストが選ばれる、音楽の祭典MTVビデオ・ミュージック・アワード(VMA)の授賞式が開催され、豪華アーティストが集結。
ニューアルバムからの新曲「ユー・ニード・トゥ・カーム・ダウン」と「ラヴァ―」のパフォーマンスを行なったシンガーのテイラー・スウィフトもその1人で、ほかのアーティストのステージを鑑賞しながらノリノリで踊ったり、声援を送ったり、全力で楽しんでいる様子だった。
さらに、目ざといファンによってアワード中のこんな姿も発見された。
プラスチックカップとグラスを両手に持って飲み物をガブ飲みする姿を見て、先日、世間を騒がせた「DrunkTaylor(酔っ払いテイラー)」を思い出した人も多かったようで、“酔っ払いテイラー”が再びファンのあいだで話題に。ちなみに、この時テイラーが実際に何を飲んでいたのかは不明。
カーディ節全開の受賞スピーチで魅了
「マネー(Money)」が最優秀ヒップホップ・ビデオ賞(BEST HIP HOP)を受賞したラッパーのカーディ・Bは、ミュージックビデオの撮影の際に、自身を美しく見せるために尽力してくれたメイクアップアーティストやヘアスタイリスト、さらに「お尻を編集して。お腹を編集して。セルライトを消して」という、カーディからの少々わががまなリクエストにすべてこたえてくれたMVの監督に、「本当にありがとう!」と、カーディ節を織り交ぜて感謝の言葉を捧げた。
ジョナス・ブラザーズがカムバック
今年、再結成を果たした長男ケヴィン・ジョナス、次男ジョー・ジョナス、三男ニック・ジョナスからなる兄弟バンドのジョナス・ブラザーズが、約11年ぶりにVMAのステージにカムバック。大ヒット曲「サッカー(Sucker)」と新曲「オンリー・ヒューマン(Only Human)」の2曲を披露し、VMAでの久々のパフォーマンスを大成功に終わらせた。
ケヴィンの顔面に“不幸”が起きる
アワード直前のレッドカーペットで、兄弟3人でインタビューを受けた際にケヴィンの顔面に不幸な出来事が。アワードまでのカウントダウンを表示したパネルが、ちょうどケヴィンの顔の位置に表示されていたため、放送ではずっとケヴィンの顔が隠れた状態に…。
ジョーがソフィーのインスタ亭主に
新婚ホヤホヤの妻で、ドラマ『ゲーム・オブ・スローンズ』のサンサ役でおなじみの女優ソフィー・ターナーを同伴したジョーが、妻の写真係として尽くす、いわゆるインスタ亭主に徹する姿をキャッチ。
ちなみに、今回のVMAにはジョーの元恋人として知られるテイラーも出席していたが、修羅場どころか、テイラーが最優秀ビデオ賞(VIDEO OF THE YEAR)を受賞した際に夫婦そろって席を立ち、テイラーに拍手を送って祝福していた。
JOE AND SOPHIE STANDING AND CHEERING WHEN TAYLOR SWIFT WON. I LOVE THEM. #VMAs pic.twitter.com/1nhpfrpdBZ
— Jonas News. (@JonasConcerts) August 27, 2019
東京五輪で話題のアイテムを先取り&突然の「日本語」
エンタメ界に多大なる功績を残したアーティストに贈られるビデオ・ヴァンガード賞を、今年デビュー22周年を迎えたラッパーのミッシー・エリオットが受賞。
ビデオ・ヴァンガード賞受賞者による恒例のメドレーパフォーマンスを、最新シングル「スロウ・イット・バック(Throw It Back)」でスタートさせたミッシー。続いて披露したデビューシングル「ザ・レイン(The Rain)」では、ミッシーの背後で踊る全身黒づくめのダンサーたちが、東京オリンピックで公式販売予定の「かぶる傘」を先取り。
さらに、今回のメドレーには、「これからみんなでメチャクチャ踊って、騒ごう、騒ごう」という日本語で曲がスタートする「ゲット・ユア・フリーク・オン(Get Ur Freak On)」も含まれていた。例の「日本語」は下の動画の2分18秒あたりで聞くことができる。
ビデオゲームの世界を完全再現
ラテン系アーティストのJ・バルヴィンとラッパーのバッド・バニーの楽曲「ケ・プレテンデス(QUE PRETENDES)」のパフォーマンスのセットが、まるでビデオゲームの世界のようだと話題に。
絵文字のようなキャラクターがステージ上を歩き回ったり、頭だけ表に出た着ぐるみを着て、ゲームのキャラクターになりきった2人が宙を舞ったり、凝った内容でファンの心をわしづかみにした。
ショーン&カミラの「濃厚な絡み」にセレブが我を忘れる
いまだ交際宣言はしていないものの、熱愛はほぼ確定のシンガーのショーン・メンデスとカミラ・カベロが、大ヒット中のコラボ曲「セニョリータ(Señorita)」のパフォーマンス中に“公開イチャイチャ”。
実際に恋愛関係にあるショーンとカミラの熱くて濃厚な絡みに、観客だけでなく、アワードに出席していたセレブの心の声もダダ漏れ。最後の最後に、ショーンとカミラがキス寸前の距離まで顔を近づけた場面では、「お~」「キャー」と声を上げながら、我を忘れて興奮しまくる複数のセレブの姿が目撃された。
“OH SHIT“ taylor’s reaction to shawn and camila’s almost kiss #VMAs pic.twitter.com/w5XXEMAXAA
— seb loves camila (@lovingcmila) August 27, 2019
心臓に手を当てて、必死に興奮を抑えようとするテイラー。
ちなみに、ショーンとカミラの3分半にわたる情熱的なステージはコチラ。
リル・ナズ・Xの“長すぎる巻き物”に爆笑
異色のカントリーラップソング「オールド・タウン・ロード(Old Town Road)」が全米シングルチャートで驚異の19週連続でナンバー1を獲得し、これまでの歴代最長記録を塗りかえたラッパーのリル・ナズ・Xが、最優秀楽曲賞(SONG OF THE YEAR)を獲得。受賞スピーチのために壇上へ上がると、「ちょっとしたスピーチを用意したんだ」と言って、長すぎる巻き物を取り出して観客を爆笑させた。
ちなみに、巻き物はただの小道具で中は白紙だった。
離婚を発表したマイリーが“失恋ソング”を披露
10年愛を実らせて昨年末にゴールインした、俳優のリアム・ヘムズワースとの離婚発表後、初めて公の場に姿を現したシンガーのマイリー・サイラスが、リアムとの一連の離婚騒動を連想させる内容の新曲「Slide Away(スライド・アウェイ)」を初披露。
「ベイビー、私たちはお互いを見つけ、そして今お互いを失った/だから、もう手放さなきゃ」「あなたはどこかへいなくなる」といった、切ない歌詞が次々と出てくる“失恋ソング”をしっとりと歌い上げた。
(フロントロウ編集部)