「夢の国」として世界中の人たちから愛されるディズニーランドで、“怖すぎて廃止された”と海外でウワサされている3つのアトラクションをご紹介。(フロントロウ編集部)

白雪姫の恐ろしい冒険

 フロリダ州オーランドのウォルト・ディズニー・ワールド・リゾートにあるマジック・キングダムで2012年5月まで営業していた「白雪姫の恐ろしい冒険(Snow White’s Scary Adventures)」は、巷で“ディズニー史上最も恐ろしいアトラクション”と言われている。

 当初、ゲストは魔女に頭上から大きなエメラルドを落とされて“最後に死ぬ”という設定だったが、1994年に改良され、「白雪姫は幸せに暮らしましたとさ♪」というハッピーエンドに変更。しかし、結局廃止されてしまった。

 ちなみに、カリフォルニア州アナハイムにあるディズニーランド、ディズニーランド・パリ、そして東京ディズニーランドにはいまだにこのアトラクションがある。東京ディズニーランドでは「白雪姫と七人のこびと」という名前がつけられており、名前からは“怖い”要素は感じられないが…。

エイリアンとの遭遇

 かつてマジック・キングダムにあった「エイリアンとの遭遇(ExtraTERRORestrial Alien Encounter)」は、その名の通りエイリアンとの遭遇体験が味わえるスリリングなアトラクションとして一部のコアなファンからは支持されていたが、2003年に閉鎖。

 ディズニーの可愛いキャラクターたちが一切登場しないシリアスな内容に加え、真っ暗闇の中、室内を動きまわるエイリアンの吐息や“不穏な音”を聞きながら、「襲われるかもしれない」という恐怖に耐えなければならない“非・夢の国”すぎる体験がゲストの心に刺さらず、営業期間わずか8年でその生涯に幕を閉じた。

シンデレラ城のミステリーツアー

 最後のひとつは本場アメリカではなく、日本の東京ディズニーランドに1986年から2006年まで存在していた「シンデレラ城のミステリーツアー」。シンデレラ城の地下の暗い洞窟をゲスト自ら歩いてまわり、マレフィセントといったディズニーヴィランズと遭遇するのが醍醐味のアトラクション。13年前まで営業していたので、ツアーに参加された経験がある方も多いはず。

 廃止になった理由は公表されていないが、憧れのプリンセスであるシンデレラが暮らすお城に、“ゲストを殺そうと企む悪党がいる”というコンセプトが怖すぎたせいと、海外ではウワサされている。

(フロントロウ編集部)

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