ダヴとブーブーが同意する日本の良さ
ダヴ・キャメロンは2017年以来2年ぶり、日本の血をひくブーブー・スチュワートは記念すべき初来日となった今回。2人が口を揃えて絶賛した、東京の魅力とは?
ブーブー:日本は初めてだけど、最高だよ。とても美しい国で、人間も温かいし、大歓迎してもらえて嬉しい。空港で着ていた着物風のトップスは、来日前に家の近くにあるグッドウィルというユーズドストア(※)で見つけていいじゃん!って思ったから、こんなアイテムに日本で初めてそでを通せて嬉しい。
ダヴ:東京はパリと並んで世界一好きな都市なの。なぜかというと、東京の景観は細かいところまで計算されて美しさが演出されているから。ロサンゼルスなんて、誰も何も考えてないもの(笑)。
ブーブー:そう、カオス(笑)。
ダヴ:ロサンゼルスは汚いけど、東京は本当にキレイ。人間も温かいし、ファンもとても感情豊かだし、良いエネルギーが流れてる。
ブーブー:都市の中に自然が保たれているのも良いよね。今僕らが座っているこの部屋からも、高層ビルのまわりに緑と水(お堀)が見える。自然と建物の調和がキレイで見とれちゃうよ。
※Goodwill:売り上げが寄付されるチャリティ目的のリサイクルストア。
2人のお気に入り「日本フード」はアレ!
朝から和定食を食べたり、ラーメンを食べたりと、ブーブーが日本のグルメを満喫しつづけている一方、ダヴは“ある理由”で食事を楽しめないでいた!
ダヴ:本当に最悪なんだけど、今、3ヵ月のクレンズ中なの。おいしい日本のグルメが食べられないなんて、タイミング悪すぎだよね!?でも私決めたの。最終日にはクレンズは一時中断して食べまくる。ラーメンでしょ。あと前回来たときに欲しかったのに食べられなかったのが、原宿のクレープ!これも食べようっと。SNSで原宿のクレープの写真を見ることがあるけど、おいしそうすぎる。それと、お餅は90種類くらい違う味のものを食べてみたい。
ブーブー:(「イエース、モチ~」とささやき、お餅を想像するかのように目を閉じる)
ダヴ:お餅は大好きな食べ物。2017に初来日したときに初めて食べたんだけど、その後もあちこちで機会があるたびに食べているわ。あの食感が大好き。モチモチしたものが好きなうえ、甘いものも好きだから、お餅は大好物。
ブーブー:僕もお餅は大好きだよ。とくに、アイスクリームのお餅が大好き。チョコレート・アイスクリーム・モチ!
ダヴ:それ、私も言おうとした!
ブーブー:僕はアメリカで食べて育ったよ。姉がアジア系のフードマーケットに行くのが好きで、よく甘いものを買ってきてくれてね。その中でもお餅は好きだった。
ダヴ:わかった!今夜か明日の夜、スーパーに一緒に行きましょう。そして、何がなんだかわからないものを大量に買ってきて試すの。それやろうよ!
ブーブー:イエス!ぜんぶ食べよう!
インタビュアー:面白いYouTube動画ができそうですね。
ダヴ:確かに(笑)。ダヴとブーブーのYouTubeアカウント用!
ブーブー:「ダヴ・アンド・ブー」のはじまりで~す(笑)。
2人とも「ディープな観光」に興味津々
イギリスでの1週間におよびPR活動のあとまっすぐ日本入りしたダヴは、最初の2日は夜はおとなしくホテルで就寝。しかし、来日3日目となったインタビュー当日の夜は「ブーブーたちボーイズと街にくりだすわ!」と意気込んでいた。そんな2人は、東京では「ディープ」や「アングラ」というワードに惹かれるらしい。
ブーブー:僕は新宿のゴールデン街に行ったんだ!新宿は、たくさんの色があって、明かりが煌々とついていて、大音量でたくさんの音が鳴っていて、人もいっぱいいて、まさに強烈な街だね。すっごく狭い立ち食いレストランで食事をして、ゴールデン街に行った。ゴールデン街は小さな飲み屋が混在していて、手をついて進むくらい急傾斜な階段をのぼらなきゃいけない2階席があったりして、素晴らしい体験だったよ。
ダヴ:私はどうしてもヴィンテージのファービー人形を見つけたいの。アメリカでは手に入らなくて、前回原宿で見たけどどれも売り物じゃなくて。ヴィンテージのセーラームーン人形もほしかったな。私のメイクアップアーティストが日本でヴィンテージのおもちゃを売っているお店に行ってきたらしんだけど、写真を見せてもらったら本当にすごい商品ばかりで、本当に行きたい。そういうディープでユニークな場所に巡り合えるのって、本当に幸せだから。
ブーブー:アングラなものなら見に行きます!って感じだよね。
『ディセンダント3』での成長とは
新作ごとにスケールがアップしていく『ディセンダント』シリーズ。全米では過去2年間のキッズ層向けのケーブルテレビ放送の中で視聴率第1位を獲得した3作目では、いったいどんな進化が見られるのか?
ダヴ:それぞれが役者として成長していると思う。1作目、2作目を経て、今作でのみんなは、役者として一人前に成熟した感じがした。
ブーブー:進化している部分はたくさんあるけど、音楽で言うと、今作はシリーズ史上最も多岐にわたるジャンルが登場する。ロックから、ヒップホップ、ミュージカルまで、あらゆるジャンルをカバーしているよね。
ダヴ:本当のところを言うと、変化って、外にいる人にはすぐに見えるのに、中にいる私たちにとっては毎日のことだから見えにくいの。だからある意味、作品がどう進化したかは観客の目にゆだねたい。ひとつだけ言えることは、さっきも言ったけど、私たちのパフォーマーとしての成長。演技において、キャラクターはレンズで演者はライトなの。だから演者がどうライトを照らすかでキャラクターが変わる。そこがどう変わったか見てほしいな。
キャストだけが知る秘密を教えます!
そんなダヴとブーブーは、最後に、『ディセンダント』の撮影現場でキャストたちがやっていた掛け声の存在をフロントロウ編集部に教えてくれた。
ダヴ:1ついいのがあるけど、ビデオカメラの前じゃ言えないよね(笑)。
ブーブー:あー!それは確かに言えない(爆笑)。
ダヴ:(ダヴ、ブーブー、ソフィア、キャメロンの)4人で、やる気に火をつけるためにやる掛け声なんだけど、難しいシーンの前に集まってあることを言うの。ここでは言えないような内容だけど。
ブーブー:Boomshakalaka(※1)は気合いを入れるためにケニーがはじめたことだよね。ロッテン・トゥ・ザ・コア(※2)もあるじゃん。
ダヴ:ふざけているときにたまにこう言うの。「それは私たちが…(こぶしを差し出して)ロッテン…
ブーブー:「(こぶしを差し出して)トゥ・ザ・コアだから」
※1 Boomshakalaka:1作目の撮影現場でケニー・オルテガが俳優陣に気合を入れようと「Boomshakalaka(ブーンシャカラカ)」と言ったところ、カルロス役のキャメロン・ボイスが「それ何ですか?やりたいから教えてください」と言って、それがキャスト全員で気合いを入れる掛け声に発展。ディズニー・チャンネルがインスタグラムに公開した動画でその様子が見られる。
※2 Rotten To The Core:1作目の挿入歌。芯まで腐っているという意味。
日本語サインに挑戦!
今回のインタビューでは、フロントロウ名物である「日本語サイン」にダヴとブーブーが挑戦。2017年に来日したときにソフィア・カーソンと共にトライしたダヴは、今回は自分の名前に再チャレンジしたほか、「ディセンダント」という作品タイトルを日本語で書くことに初挑戦!
「日本語は文字が難しそうだよ。漢字があるでしょ、カタカナ、ひらがな…」と圧倒されていたブーブーに日本語サインのチャレンジを提案すると、「これはすごいことになるぞ!」と興奮と不安が入り混じった表情に。
ダヴと一緒にお喋りしながら書こうとなったが、「前から気になっていたんだけど、日本語ってキーボードでどうやってタイピングするの?」と喋りながら筆を進めるダヴの隣で、ブーブーは無言。途中で「ごめん、今スーパー集中しているから喋れない」と謝りながらも真剣に書き続けていた。
そして「ディセンダント」を日本語で書くチャレンジでは、なぜかどちらが早く書けるかで競争。スピードではブーブーが勝利したが、ダヴはスピードより質にこだわったらしく、スタッフにどちらの方が上手いか質問。しかしこちらでも、ブーブーに軍配が!
これにはブーブーも両手を上げて喜んだが、すかさず「ダヴの上手いよ」とフォロー。ダヴは、「その2.5秒遅れる感じでのお世辞ありがとう」と悔しそうに返答していた。
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ダヴ・キャメロンとブーブー・スチュワートに取材 「ディープな東京観光」から「放送禁止」な掛け声まで、色々語ってくれました!→https://t.co/ys6rDt43a3
— フロントロウ編集部 (@frontrowjp) September 10, 2019
2人が日本語サインに挑戦!このサインのプレゼント応募はコチラのツイートをRTすれば完了。9/25日〆。#D3inJapan #ディセンダント3 pic.twitter.com/FsMNZt33sk
応募締切:9月25日
ダヴがマレフィセントの娘マル役で、ブーブーがジャファーの息子ジェイ役で出演する『ディセンダント3』は、ディズニーデラックスで9月13日より先行配信され、今秋ディズニー・チャンネルにて放送される。
(フロントロウ編集部)