世界的に大ヒットした映画『ラ・ラ・ランド』のスタッフが再集結し、映画『マレフィセント』のエル・ファニングが主演を務める最新作『ティーンスピリット』が日本で公開することが決定した。
物語は、イギリスの田舎町のワイト島から始まる。移民として母子家庭で育った内気な主人公のヴァイオレット・ヴァレンスキにとって、音楽だけが現実の世界から自分を解き放ってくれる心の拠り所だった。そんな彼女はある日、地元で国際的に有名な人気オーディション番組ティーンスピリットの予選が行われることを知る。町を抜け出し、歌手になる夢をつかむため、自らの歌声ひとつでオーディションに挑む決意をした彼女の未来はどうなるのか。
主人公ヴァイオレットを演じるのは、映画『マレフィセント』シリーズでオーロラ姫に抜擢され、ファッショニスタとしても世界中から注目を浴びているエル・ファニング。
演技派としても名高く、若くして数多くの有名監督の作品に引っ張りだこのエルが、脚本に惚れ込み自ら出演を望んだ本作。猛特訓の末、劇中で本格的な歌唱シーンに初挑戦している。
子どもの頃は俳優か歌手になりたかったというエルの歌唱力は、本作でメガホンをとったマックス・ミンゲラ監督から「劇中のパフォーマンスシーンは彼女の実際の歌声を収録しているのだけど、これがとてつもなく貴重な素材になった。映画を観るみんなはきっと彼女の歌声に驚愕すると思う」と言わしめるほど。
今回解禁されたポスタービジュアルで髪を振り乱し熱唱するエルの姿は、魂のこもった歌声が聴こえるような期待の高まるものとなっている。
さらに、本作ではケイティ・ペリーやアリアナ・グランデ、カーリー・レイ・ジェプセン、エリー・ゴールディングといった人気アーティストのヒットソングが映画『ラ・ラ・ランド』音楽スタッフによるオリジナル・アレンジで登場。
そして、エルが渾身のパフォーマンスで披露するのは今最も活躍が期待されるミレニアル世代のポップスター、シグリッドの「Don’t Kill My Vibe」。主人公ヴァイオレットの心情を代弁するかのように、全編に数々のヒットソングが散りばめられている。
力強く、美しい歌声が響く圧巻の歌唱シーンが観客の心を震わせる、エモーショナルな青春音楽映画『ティーンスピリット』は2020年1月10日に全国公開。(フロントロウ編集部)