衣装の1部を「外す」よう命じられる
ヘンリー王子と結婚し、イギリス王室のロイヤルファミリーとなる以前は、女優メーガン・マークルとして活躍していたメーガン妃。
ヘンリー王子との交際が世間に知られ、注目を集めるようになったのは、彼女が人気ドラマ『SUITS/スーツ』のレギュラーキャストを務めていた時だった。
以前、同作でメーガン妃演じるレイチェルの父親役を演じたウェンデル・ピアースが、ヘンリー王子とメーガン妃の交際のウワサが事実であると悟った瞬間について、ヘンリー王子がメーガン妃の身の安全を確保するために送り込んだと思われる、MI5(※)が撮影現場に出入りするようになった時だと明かして話題に。
※イギリスの保安局で、国内の治安維持に責任を有する情報機関。
そんなウェンデルが、最近登場した米情報番組で、この保安官たちがメーガン妃に徹底させていた、ある“パパラッチ対策”について暴露した。
当時、ドラマ内ではメーガン妃演じるレイチェルと、パトリック・J・アダムス演じる同作の主人公のひとり、マイク・ロスが婚約。
メーガン妃は、衣装の一部として“婚約指輪”を身に着けていたのだが、ウェンデル曰く、英王室が派遣した護衛官からは、撮影セットから出る時には必ずこの指輪を外すように念押しされていたという。
その理由は、もちろん、この婚約指輪がヘンリー王子から贈られた物だという誤解を防ぐため。
当時、まだ婚約には至っていなかったメーガン妃とヘンリー王子だが、もしもメーガン妃が左手の薬指にダイヤの指輪をしている写真がパパラッチに激写されてしまうと、「2人が婚約した」という情報が世に出回ることに。
それを恐れた護衛官たちは、人目につきそうな場所に行く場合には、メーガン妃に指輪を外すよう、口を酸っぱくして言っていたそう。
ウェンデルは、あるシーンの撮影前、メーガン妃が待機していた車から降りようとすると、護衛官から「まだ車から出ないでください。指輪を私たちに渡してください。通りの向こうにパパラッチがいます。もし写真を撮られたら指輪が写ってしまいます」と制止されていたというエピソードを明かした。
ちなみに、ヘンリー王子が同ドラマの撮影現場を訪れたこともあったそうで、ウェンデルは残念ながら面会することはできなかったものの、「もしチャンスがあったら、メーガンのテレビの中での父親として、ヘンリー王子に『娘を傷つけたらただじゃおかない』と伝えたかった」とジョークを飛ばして笑いを誘っていた。
(フロントロウ編集部)