最初にして最悪のデート
人気沸騰中の17歳シンガー、ビリー・アイリッシュは独特な世界観の楽曲やファッションが世界中の10代~20代の若者から支持されるトップスター。性別を問わず憧れの視線を集めるビリーだけれど、じつは、過去の恋愛に関してはかなり“苦い思い出”を持っていることでも知られている。
以前、13歳で経験したファーストキスについて、当時つき合っていた彼氏にキスの直後に「ワオ…。(初めてのキスって)もっと魔法のような感じかと思ったけど、全然そんなことなかった」と耳を疑うような感想を口にされ、初キスを台無しにされたというエピソードを明かしていたビリーだが、じつは、この話には続きがあったよう。
米人気ラジオ番組『The Howard Stern Show(ザ・ハワード・スターン・ショー)』に出演したビリーは、人生初のデートだったというこの日のことを振り返り、元カレの信じられない行動を暴露した。
13歳のバレンタインデーの前日に、この元カレと映画デートをしたのが、これまでに経験した最初で最後のデートだったと明かしたビリーは、彼にいきなりキスをされた際のエピソードを反復。
そして、元カレが執事を従えているほど超リッチな家庭の子息だったことを明かしながら、執事の監督のもとで遂行されたデートの信じられない結末についてこう話した。
「執事は映画館の別の部屋に居たんだけど、彼を迎えに来て、そのまま出ていった。私はそこに置き去りにされたの。彼らは私に何も言わずに、さっさと帰っちゃったってわけ」
さらなる災難が…
初デートでまさかの置いてけぼりを食らい、呆然とするビリーだったが、彼女には、さらなる災難が待っていた。
「赤ちゃんが私の方に寄ってきて、私をじっと見てるわけ。『どうしよう、赤ちゃんが私に向かってスマイルしてる』って焦ったけど、とりあえず笑い返したら、その子は大声で泣きわめいて逃げて行っちゃった。ちなみに、私も家に帰ってから泣いたけどね…。次の日はバレンタインデーだった。それが私の初デート」
元カレからあり得ない仕打ちをされ、さらに見ず知らずの赤ちゃんになぜか大泣きされるという“泣きっ面に蜂”なエピソードを自虐的にまとめたビリー。
ちなみに、この元カレは最近ビリーのファンたちによって正体が特定され、誹謗中傷を受けるという手痛い仕打ちに遭ったものの、ビリーは相当、彼の行動が解せないようで、「まあ、その人、今はすごいブサイクだけどね」と皮肉たっぷりにコメントしていた。(フロントロウ編集部)