あの「生首」が紛失
5月に行なわれたファッション界最大の祭典METガラ(メットガラ)に、自分の顔を象った「生首」を持参して話題となった映画『スーサイド・スクワッド』のジャレッド・レト。
もともとは、人気ファッションブランド、グッチ(Gucci)の2018年秋冬コレクションのランウェイにアクセサリーの一種として登場したものを、ジャレッドが“自分仕様”にして取り入れたこの「生首」は、METガラのレッドカーペットだけでなく、アフターパーティーでも大人気に。一緒に記念撮影をしたがるセレブが続出した。
あれから約半年、米GQのインタビューであの「生首」のその後について尋ねられたジャレッドが衝撃の事実を告白。じつは、彼、あの「生首」の現況についてまったく把握していなかった。
「生首」の在り処について、「正直言って、まったく分からないんだ。もしかしたら誰かに盗まれたのかもしれない」と打ち明けたジャレッドは、続けて、同メディアを通じて、世間に捜索を呼びかけ。
「もし、どなたかあの「生首」を見つけたら、お近くのグッチのショップに届けてください。お礼に汚いスニーカーを差し上げます」と、ジョークを交えて「生首」の所在を知っている人が居たら報告して欲しいと訴えた。
ちなみに、グッチのファッションショー用の「生首」の製作を担当した特殊効果アイテム専門業者が米The Cutに明かしたところによると、「生首」1つの製作にかかる費用はおよそ1万ユーロ(約117万円)と思った以上にお高め。
ジャレッドの言う「汚いスニーカー」とは、グッチがこの春から1足11万5,500円で販売している汚れ加工の施されたレザースニーカーのことだが、「生首」を提出したとして、10足くらいは貰わないと報酬としては見合わないことになる。
ジャレッドが再会を望む「生首」は、果たして彼の元へと戻って来るのか?(フロントロウ編集部)