※この記事には『アベンジャーズ/エンドゲーム』のネタバレが含まれます。
『ブラック・ウィドウ』は自分に必要な作品だった
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)映画でブラック・ウィドウ(ナターシャ・ロマノフ)を演じたスカーレット・ヨハンソンは、多くのヒット映画に主演で出演しながらも、2010年の映画『アイアンマン2』から約10年間、アベンジャーズのオリジナルメンバーとしてブラック・ウィドウを演じ続けた。
そんなブラック・ウィドウの単独映画『ブラック・ウィドウ(Black Widow)』が、ついに2020年5月1日に全米公開される。
これまでのMCU映画では語られなかったブラック・ウィドウの前日譚が描かれる単独映画について、スカーレットがトーク番組『ザ・トゥナイト・ショー(The Tonight Show)』で話した。
公開が近づく同作について、スカーレットは「みんなとシェアできる日まで待ちきれない!素晴らしい作品よ」と話すと、『ブラック・ウィドウ』がスカーレットにとっても必要な作品だったことを明かした。
「(この作品は)私に必要だった終幕をもたらしてくれたの。前作(『アベンジャーズ/エンドゲーム』)は、感情的にも、まさに消し去られてしまった感があったから」
2019年4月に公開された、『アベンジャーズ』シリーズ最終章となった映画『アベンジャーズ/エンドゲーム』で、ブラック・ウィドウは自分の命を犠牲にして死亡。MCUのキャラクターが全員揃ったフィナーレのシーンである最後の戦いに参加できる前にスクリーンからいなくなってしまった。
10年以上も演じたキャラクターがあっけなく終わりを迎えただけに、単独映画があったおかげでスカーレット自身が自分の役から正式に“お別れ”できたと話した。
さらにスカーレットは、『アベンジャーズ/エンドゲーム』以降、ファンから絶えず聞かれる「ブラック・ウィドウ生存説」について、こう語った。
「(ブラック・ウィドウの結末を)信じない人が多くて、私のキャラクターが本当は死んでいなかったとか、本当は別のユニバースに存在しているとか言われるけど、私は『死』こそ彼女の最期だったと思う」
(フロントロウ編集部)