シンガーのセレーナ・ゴメスが、親友のテイラー・スウィフトの「宿敵」とされる人物がプロデュースする商品を称える内容の投稿をSNSにアップして、一部の人たちから批判を受けている。(フロントロウ編集部)

セレーナにしてはめずらしい“ミス”

 元恋人のジャスティン・ビーバーとの過去の恋愛について歌ったとされる2曲の新曲が大ヒット中のセレーナ・ゴメスが、親友のテイラー・スウィフトの“宿敵”で、リアリティスターのキム・カーダシアンがプロデュースする補正下着ブランド「SKIMS(スキムズ)」の商品を身に着けた写真をインスタグラムのストーリーにアップし、「とにかくめちゃくちゃ着心地が良い」と称賛したことに、一部の人たちから批判の声が上がっている。

 コチラがその実際の投稿。

画像: すでにセレーナのインスタグラムのストーリーから削除されてしまっているため、現在は見ることができない。 ©Selena Gomez/Instagram

すでにセレーナのインスタグラムのストーリーから削除されてしまっているため、現在は見ることができない。
©Selena Gomez/Instagram

 日本から反発の声が多く上がった“着物”と同名の「KIMONO(キモノ)」改め、「SKIMS」に名前を変えて再始動した同ブランドは、XXSから5XLまである豊富なサイズ展開に加え、どんな肌の色にでも合うように全9色のカラーバリエーションがあり、使う人のことをちゃんと考えて作られた商品が高く評価されている。

 なのでセレーナも純粋にSKIMSの商品を「良い」と思って、何気なくSNSに投稿しただけだったのかもしれないが、テイラーとキムは、キムの夫でラッパーのカニエ・ウェストが、2009年のMTVビデオ・ミュージック・アワードでテイラーのスピーチ中にマイクを奪って妨害する騒動を起こして以来、かれこれ10年以上ギクシャクした関係にある。

画像: テイラー・スウィフト(左)とカニエ・ウェスト&キム・カーダシアン夫妻(右)。

テイラー・スウィフト(左)とカニエ・ウェスト&キム・カーダシアン夫妻(右)。

 テイラーとキム&カニエをめぐるいざこざにセレーナは直接的な関わりはないが、セレーナにとってテイラーはショービズ界という特殊な世界でともに支え合い、苦楽を共にしてきた大切な友人の1人。

 インスタグラムのストーリーは24時間で自動的に消滅するようになっているので、放っておいてもそのうち消えるが、周囲の不穏な空気を感じ取ったセレーナは、それを待たずに削除するという道を選択。

 さらに、偶然かもしれないが、その直後にテイラーを称える内容の投稿をストーリーにアップして、ちゃんとテイラーへのフォローをする献身的な一面を見せた。

画像: ©Selena Gomez/Instagram

©Selena Gomez/Instagram

 ちなみに、上の投稿でセレーナは、「(テイラーは)私にとって命よりも大事な人。彼女のためなら死ねる。どんな時も私のそばにいてくれてありがとう。あなたは私にたくさんのことを教えてくれた。良いことも悪いこともすべて一緒に経験し、私を見捨てることなく、私に良い行いをするようつねに思い出させてくれた。私は一生あなたの味方よ」という、受け取り方によっては「キムじゃなくてテイラーの味方」と、釈明しているようにも聞こえるメッセージをテイラーにおくっている。(フロントロウ編集部)

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