ホラー映画の最高傑作『シャイニング』の続編『ドクター・スリープ』のLAプレミアが開催された。

 大人気ホラー映画『IT/イット』の巨匠スティーヴン・キングが2013年に発表した小説をもとに、監督&脚本をマイク・フラナガンが務め、壮絶な惨劇を生き延び大人になったダニーをユアン・マクレガーが演じる映画『ドクター・スリープ』。

 さらに、全米の批評家たちのファーストリアクションは、「2019年最高の映画」、「『ショーシャンクの空に』以来最高のスティーヴン・キング映画」、「恐ろしくて魅惑的」、などと大絶賛。

 そんな映画『ドクター・スリープ』のプレミアが、全米公開を目前に控える日本時間10月30日に
LAレジェンシー・シアターにて開催された。

 本プレミアには、ダニー・トランス役を演じたユアン・マクレガーはもちろん、鍵を握る少女アブラ役に大抜擢されたカイリー・カラン、シックな黒のドレスに身を包んだレベッカ・ファーガソンなど豪華キャストが登壇。さらに、マイク・フラナガン監督やプロデューサーなど、製作陣の面々も駆け付け、多くの取材陣とファンが集まる注目度の高いイベントとなった。

 たくさんのメディアに囲まれ、ネイビーのハイネックにグレーのジャケットといういで立ちで登場したユアン・マクレガーは、撮影時のエピソードについて尋ねられると、「カイリーという素敵な女優さんがアブラをやってるんだけど、最初に出会ったシーンのセリフが長くてね。それまでは頭の中での文通のようにコミュニケーションを取ってたんだけど、最初に出会うシーンですごく長いセリフがあった。でもカイリーとの最初のシーンだったから楽しみだったよ。最高だった」とアブラ役カイリーと息の合った演技が披露できたと明かした。

キャストたちが日本のファンにメッセージ

 そしてユアンは、日本のファンに向けて「日本の皆さん、こんにちは。元気ですか?」と笑顔で呼びかけた。

画像1: キャストたちが日本のファンにメッセージ

 きらびやかなシルバーのジャケットに身を包んだカイリーは、初の大作映画出演となる本作を「ストーリーがすごくハラハラドキドキでね、キャラクターもすごく入り組んでるの。本当に面白いから!」と大絶賛。日本に行ったことは?という質問に日本語を勉強していることを明かし「こんにちは。私はカイリーです。はじめまして。どうぞよろしく」と流暢な日本語を披露した。

 謎の集団の美女を演じたレベッカは、取材に対して「この映画はとにかくやりたいと思ったの。私の大好きな作家によって書かれた本をもとにしているし、監督とはすっかりお友達だし、リスペクトしている。製作スタッフもとにかく素晴らしいのよ。それと、悪役を演じるのって悪くないわ、特に深みがあるし」と、初めてのヴィラン役を楽しんだことを明かし、日本のファンに向けて「是非映画を観て楽しんでください!」とコメント。

画像2: キャストたちが日本のファンにメッセージ

 マイク・フラナガン監督は日本のシャイニングファン、スティーヴン・キングファンに向けて「皆さん、スタンリー・キューブリックのシャイニングやスティーヴン・キングを応援してくださってありがとうございます。この映画を作れた事は私の人生で本当に光栄な事です。私のようにシャイニングのファンであれば、私のようにこの映画を楽しんでほしいと思っています。ありがとう」とメッセージを寄せた。

画像3: キャストたちが日本のファンにメッセージ

 映画『ドクター・スリープ』は、11月29日(金)に日本公開となる。(フロントロウ編集部)

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