今を時めく若手俳優のティモシー・シャラメが主演した映画『君の名前で僕を呼んで』の原作小説の続編がついに発売。気になるその内容をチェック。(フロントロウ編集部)

エリオとオリヴァーはどうなる?

 映画『君の名前で僕を呼んで』は、2017年に製作された作品。中性的な美ぼうが人気の俳優ティモシー・シャラメと、透き通った青い瞳が魅力的な俳優アーミー・ハマーが恋人役で共演したことが話題となった。ティモシーはキャスティング当時まだ17歳だったにもかかわらず、性的な内容が含まれる本作に体当たりでチャレンジ。一気にスターダムに駆け上った。

画像: ©FRENESY FILM COMPANY/LA CINEFACTURE/RT FEATURES/WATER/S END

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 『君の名前で僕を呼んで』は、映画『ビフォア』シリーズと同じようなシステムで制作されると言われている。『ビフォア』シリーズとは、俳優のイーサン・ホークを主演とした『ビフォア・サンライズ恋人までの距離』(1995年)、『ビフォア・サンセット』(2004年)、『ビフォア・ミッドナイト』(2013年)の三部作。約9年おきに公開されたこの物語は、映画の中でも同様に時間が進んでいて、主人公は前作よりも9歳年を取った姿で描かれている。映画内の時間がほぼ現実の時間と同時進行するように作られていることで生まれるリアリティのある恋愛模様が素晴らしい。

 映画『君の名前で僕を呼んで』はもともとアメリカの小説家アンドレ・アシマンが2007年に書いた同じタイトルの小説が原作。そして2019年10月29日、待望の続編となる『ファインド・ミー(Find me)』がアメリカで発売された。

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 映画『君の名前で僕を呼んで』では、アーミー演じるオリヴァーと、ティモシー演じるエリオが、北イタリアの別荘で出会い、情熱的な恋に落ちる6週間が描かれた。

 原作では、そこから20年後にエリオが当時のことを思い出しているという構成だったけれど、映画ではひと夏を終えて、冬が来たところまでしか描かれなかった。

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 続編小説『ファインド・ミー』ではさらに、エリオの父親であるサミュエルの人生にも踏み込み、彼が出会ったミランダという若い女性との恋愛模様も描かれている。ちなみにサミュエルは、映画で「パールマン教授」と呼ばれ、マイケル・スタールバーグが演じていた。小説『ファインド・ミー』は4章構成になっており、サミュエル、エリオ、オリヴァーについてそれぞれ掘り下げられているよう。

 『ファインド・ミー』では、すっかり大人になりピアニストとなったエリオの姿が見られる。また、オリヴァーは大学の教授になっていて、映画の最後のシーンで分かったように、すでに結婚している。映画で見られた衝撃的なラストシーンを引きずっているファンも多いかもしれないけれど、さらに悩ましいことに、小説ではオリヴァーがまだエリオのことを忘れられないでいると書かれている。未来を築きながら過去を追体験するという大人のロマンスが展開される新刊は、まだ日本語未翻訳。

 『ファインド・ミー』では、ニューヨーク市立大学大学院で文学理論の歴史とマルセル・プルーストの作品について教えている筆者アンドレならではの哲学が垣間見える。ちなみにアンドレは、映画『君の名前で僕を呼んで』のムニールという端役でカメオ出演している。

 映画『君の名前で僕を呼んで』の監督ルカ・グァダニーノは、同じキャストで続編となる作品を撮ることを公言していて、伊Bad Tasteでは「続編はパリを舞台としていて、エリオが泣いている場面から始まる」と言っている。

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 ティモシーはこの冬公開の映画が盛りだくさん。11月1日には映画『マイ・ビューティフル・ボーイズ』が日本全国ロードショーしたばかり。同日に、Netflixで映画『キング』が世界一斉配信となる。また、エマ・ワトソンと共演の映画版『若草物語』も12月に全米公開される。

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 ちなみに、ここ最近働きづめだったティモシーは、現在ちょっぴり俳優業をお休み中

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 またアーミーは、ケネス・ブラナー主演で2017年に公開された映画『オリエント急行殺人事件』の続編『ナイル殺人事件』に出演することが決まっている。(フロントロウ編集部)

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