本来はサノスの指パッチンで消えなかった
MCU(マーベル・シネマティック・ユニバース)の大ヒット映画といえば、『アベンジャーズ』シリーズを締めくくる最終章となった『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ/エンドゲーム』。
合計すると6時間近い上映時間で描かれた壮大なストーリーでは、長年愛されてきたヒーローが命を犠牲にし、観客にショックを与えた。
そんななか、『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』と『アベンジャーズ/エンドゲーム』の脚本を手掛けたひとり、クリストファー・マルクスが米CinemaBlendのインタビューで、完成する前の脚本では、あるキャラクターが『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』のサノスの指パッチンから生き延びていたことを打ち明けた。
「僕たちは、スカーレット・ウィッチが引き出しにある彼(ヴィジョン)の体を見るというシーンを考えていた。それだけで感傷的なシーンだった。これは、脚本から彼女を取り除く前の構成だけど、彼女は『エンドゲーム』で生き延びるアイディアがあったんだ。問題は、最初の映画で彼女について多くのストーリーが描かれたから、続編で前作に相当するものがなかった。だから、(生き残るキャラクターのリストから)除外された」
クリストファーは、映画『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で、エリザベス・オルセンが演じたスカーレット・ウィッチが、“指パッチン”ひとつで人類の人口を半減させるパワーを持ったサノスの攻撃から生き残る案があったことを暴露。
スカーレット・ウィッチが『アベンジャーズ/インフィニティ・ウォー』で経験した、計り知れない痛みや悲しみが『アベンジャーズ/エンドゲーム』で描かれるアイディアがあったことがわかった。(フロントロウ編集部)