アイシャドウはカラー使いがトレンド
今季のアイメイクは、アイシャドウにベージュなどのベーシックな色を選ぶより、ピンクやブルー、グリーンなど、いろんなカラーを目元に取り入れて楽しむのがトレンド。
けれど新しい色選びは、慣れていないと色が不自然に浮いているように感じたり、似合わないと感じたりするので、なかなか冒険しにくい。
トップモデルのジジ・ハディッドやアドリアナ・リマらのメイクを手掛ける、有名メイクアップ・アーティストのパトリック・タが、カラーアイメイクを成功させるためのテクニックを紹介した。
イエローのアイシャドウが美しいアドリアナ・リマ
秘訣1:服の色などファッションからカラーを選ぶ
パトリックは、アイメイクのカラーはただ目にとまった色や気分で選ぶのではなく、目的をしっかり持って選ぶよう英メディアByrdieにコメント。
パトリックは「たとえば、その日の服にブルーが入っていたら、ブルーのアイライナーを足してみて」とアドバイス。スタイリングと合わせるのは、ちぐはぐに見えたり失敗しないためのメイク法なのだそう。
人気シンガーのセレーナ・ゴメスも、この日は光沢感のあるグリーンのドレスとシューズに合わせて、アイメイクのカラーも同じグリーンカラーでコーディネート。
この日のメイクを手掛けたのは、パトリックと同じくセレブに人気のメイクアップ・アーティスト、ハン・ヴァンゴ。プロにとって、このカラーアイメイクの色選びルールは共通している様子。
秘訣2:まつ毛の際から少しずつ塗っていく
また色選びだけでなく、塗り方にもプロがオススメのコツがある。カラーメイクはインパクトが強いため、いきなり大胆に太く入れると失敗するリスクがあるという。
パトリックは、そんな失敗を防ぐためには、カラーアイメイクをするときは「まず、まつ毛のラインの上に少しだけカラーを足すようにしてみて。ブルーを使うとしたら、ブルーのアイラインを少し描いてみる。そうやってまずはちょこっと塗りはじめて、実験していくと良いよ」と話し、カラーアイテムは少しずつ塗り広げていくと上手くいくとアドバイスしている。
秘訣3:美しいベースメイクは成功のカギ
またパトリックは、大胆なカラーのアイメイクを成功させるには、美しい肌がベースにあることが大切だとコメント。カラーをくすませずフレッシュでクールに見せるには、ベースメイクが美しく仕上がっていることが成功のカギになるのだそう。
ちなみに、素肌が美しいのはやはり最強だそうで、パトリックは美しい素肌で作れるお気に入りメイクについて、「素肌にリップクリームとチークだけ、そして目元に大胆なカラーをつけているメイク。そのメイクは、彼女を良識があってかつクールに見せてくれるよ」と話している。
上手く使えずにカラーアイシャドウなどが眠ってしまっているという人も、人気メイクアップアーティストの秘訣を参考に、もう一度トライしてみては。(フロントロウ編集部)