カーディの背後を歩く弁護士に思わぬハプニング
2018年8月にニューヨークのストリップクラブで、取り巻きたちに指示して当時バーテンダーとして働いていた女性2人に暴行をはたらき、自身も乱闘に一部加担した罪で同年10月に逮捕されたラッパーのカーディ・B。
その後、相手に深刻な肉体的危害を加えることを目的とした暴力行為、過失傷害、脅迫、犯罪教唆、共謀、迷惑行為など、計14件の罪で起訴されたカーディが、米現地時間12月10日に再びニューヨーク・クイーンズにある裁判所に出頭。その際の服装があまりにも大げさすぎてファンをザワつかせている。
これまでにも個性が光る独特の“法廷ファッション”を披露してきたカーディ。
この日、集まった報道陣の前に笑顔で姿を現したカーディが着ていたのは、顔全体をすっぽり覆うほどボリューミーなフードがついた、総フェザーのロングコート。コートの中は黒のパンツに白シャツ×ネクタイというシンプルな装いだったが、コートのトレーンを引きずりながら歩く姿は、まさにファッションの祭典「メットガラ」のレッドカーペットさながら。
ただし、コートの裾が長すぎて、カーディの弁護を担当する男性弁護士が誤ってトレーンを踏んでしまい、あわや大惨事になる場面も。
幸い、間一髪のところでカーディのボディガードが男性弁護士を制止したため、カーディと男性弁護士ともども転倒することは避けられたが、この時彼女の周りにいた人たちはこのコートにかなり手を焼いている様子だった。
カーディが、夫で同じくラッパーのオフセットと、被害者の女性のうちの1人が浮気をしたと疑いを持ったことが発端で起こったとされるこの事件で、当初、カーディは暴行と過失傷害の2件の罪に問われていたが、司法取引を拒否したことで裁判へと発展。
今年6月に行なわれた裁判で、カーディは14件の容疑のうち12件の容疑について無罪を主張していた。果たして今後の裁判の行方は。(フロントロウ編集部)