ローラ・ダーンってどんなひと?
第77回ゴールデン・グローブ賞が開催され、Netflixオリジナル映画『マリッジ・ストーリー』で離婚弁護士のノラを演じきったローラ・ダーンが映画部門の助演女優賞を獲得した。
ローラの受賞スピーチ中には、“めったに笑わない”と言われている共演者のアダム・ドライバーがにこにこと微笑みながらローラを見守る様子がキャッチされ、話題を呼んだ。
現在52歳のローラは、1973年から俳優としてのキャリアをスタートさせ、映画『マスク』や『ブルーベルベット』などの有名作品に参加。最近でもドラマ『ビッグ・リトル・ライズ』や映画『ストーリー・オブ・マイライフ/わたしの若草物語』などに出演するなど、精力的な活動を続けている。
そんな彼女が演じた離婚弁護士のノラが劇中で使っているオフィス、実は実在するセレブ御用達の離婚弁護士のオフィスを借りたもの。
セレブ御用達の離婚弁護士とは?
そのハリウッドセレブ御用達の離婚弁護士とは、アンジェリーナ・ジョリーとブラット・ピットの離婚問題でも雇われていたローラ・ワッサー。ワッサー氏はなんと1時間の相談で約8万5千円も請求する。
さらに、クライアントの条件は“資産10億円”でなければならないという、まさに“トップクラス”の離婚弁護士。
彼女のクライアントには他にも、キム・カーダシアンやブリトニー・スピアーズ、ライアン・レイノルズ、ジョニー・デップなど、大物ぞろい。
米Vultureのインタビューによると、ワッサー氏は『マリッジ・ストーリー』の監督ノア・バームバックに自分の事務所を撮影場所にできないかと直談判されたという。
というのも実は、ワッサー氏とノア監督は知り合い。2人が出会ったのは、2013年。なんと、ノア監督が当時の妻ジェニファー・ジェイソン・リー離婚する際、妻のジェニファーが離婚弁護士として雇ったのがワッサー氏だった。
ノア監督とワッサー氏は法廷ではいがみ合う関係だったけれど、法廷の外では友好的な関係を築くことができたとワッサー氏は明かした。
そんなこともあり、ワッサー氏は自身のオフィスを『マリッジ・ストーリー』の撮影のために貸し出すことを快諾。
ワッサー氏はローラが大好きだと米Vultureに明かし、彼女の演技を褒めたたえた。(フロントロウ編集部)