「天国に一番近い島」で休暇を過ごす
シンガーのテイラー・スウィフトと彼女の3年来の恋人で俳優のジョー・アルウィンが、2020年を迎える年越し休暇をインド洋北部に浮かぶモルディブ諸島のあるリゾートで過ごしていたことが明らかに。
そのあまりの美しさから「天国に一番近い島」と呼ばれ、新婚旅行先としても人気のモルディブでは、普段は交際について一切公言せず、ツーショット写真がパパラッチに撮られることもごく稀なテイラーとジョーも、思わずガードを緩めていたよう。
10代の頃からの親友のアビゲイル・アンダーソンらも同行したというこの旅行中には、かなりリラックスした様子の2人が、ほかの一般客たちの視線も気にせず、スキンシップを交わしたり、時折、愛おしそうにお互いを見つめ合ったり、キスをする姿まで見かけられたという。
2人が見せた“気遣い”
すっかりオフモードのテイラーとジョーだったが、ビーチで行なわれたホテルのゲスト向けのパーティーの最中には、ある心温まる行動を見せていた。
テイラーとジョーが滞在したリゾートで“雇われシンガー”として働いていたマシュー・クレインは、サンセットを臨むビーチに設置された小さなステージでゲストたちのためにパフォーマンス。
オペラ風の歌唱を得意とするマシューは、フランク・シナトラの「マイ・ウェイ」やニーナ・シモンの「フィーリング・グッド」という往年の名シンガーたちの名曲をバックバンドの演奏に合わせて披露した。
なかばBGM感覚でマシューの演奏を楽しむゲストが多いなか、テイラーとジョーはしっかりとマイケルの歌に耳を傾け、彼の歌声を絶賛。
スタンディングオベーションまで送ってくれたというテイラーとジョーとのやりとりについて、マシューは「テイラーとジョーは、2人とも『あなたは力強くて素晴らしい声の持ち主ですね。頑張って(歌を)続けてください、きっと成功しますから』と声を掛けてくれました。彼らは本当に親切でやさしかったです」と、米US Weeklyに明かした。
テイラーたちが滞在したリゾートのビーチで歌うマシュー。
超一流アーティストのテイラーと実力派俳優であるジョーの前で歌うのは、とても緊張したというマシューだが、偶然にも2人の前でパフォーマンスができたことは彼にとって一生の思い出になったよう。
テイラーは、以前から、後輩アーティストたちやデビューを夢見るシンガーの卵たちのためにも、音楽業界におけるアーティストにとって不利な状況について先陣をきって声を上げていきたいと公言しているが、シンガーとして第一線で活躍することを目標にしているマシューにとって、そんなテイラーから誉め言葉を貰えたことは、かなり心強かったはず。
デビューしたての頃は、小さなライブ会場を回ったり、自分の楽曲を流してくれたラジオ局にお礼の手紙や手作りクッキーを送るという地道な下積みを経験したテイラー。そんな彼女は、マシューの姿を昔の自分に重ねて、つい応援したくなったのかも。
ちなみに、テイラーとジョーはモルディブへと発つ前のクリスマスをジョーの地元であるイギリス・ロンドンで過ごしており、そこでは、ジョーの家族や友人と頻繁に会うなど、まるで妻のような姿が見かけられた。(フロントロウ編集部)